劇場公開日 2006年4月8日

「エンドロールが終わるまでじっくり楽しめます。最後に脚本のメル・ブルックスまでちゃっかり登場♪」プロデューサーズ(2005) kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0エンドロールが終わるまでじっくり楽しめます。最後に脚本のメル・ブルックスまでちゃっかり登場♪

2020年7月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 ウィル・フェレルも『奥さまは魔女』では酷評されましたが、この映画ではすっかりハマリ役。ユマ・サーマンだってわけのわからないセクシー女優兼秘書を演じていましたが、オリジナルの女優さんだってかなり風変わりな雰囲気だったし、よかったと思います。ほとんどがオリジナルをリスペクトした忠実なリメイクでしたけど、メル・ブルックス本人が書き下ろした曲が中心のミュージカルとなったおかげで違った良さがありました。

 ずっとわからないことなのですが、「最低の脚本を選ぼう」ということになり「ヒットラーの春」という脚本に目をつけたまではいいけど、前作で酷評されたプロデューサーだし、タイトルがタイトルだし、明らかに駄作と予想できる演劇を観にくる客がいるのかと心配してしまいます。ブロードウェイについては無知なためかもしれませんが、初日はレビューのための批評家が多いということなのでしょうかね~。

 平凡な評価しか用意しなかったのですが、エンディングの歌で大爆笑してしまいまして、ポイントアップしました。

【2006年4月映画館にて】

kossy