「ゲットーとガザ」戦場のピアニスト よしさんの映画レビュー(感想・評価)
ゲットーとガザ
ナチス占領下のポーランド。迫害に翻弄されるユダヤ人ピアニストの逃亡劇を描く物語。
実話をベースにしたお話のようですね。
ナチスによるホロコーストの映画は、人間の最も醜悪な本質を抉られるようで、重苦しい気持ちになります。
映画は史実に基づいた物語らしく、抑揚は抑え目。それは緊迫感とリアリティを感じますが、半面起伏に乏しくも感じてしまい、148分の上映時間が長く感じてしまいます。
また、決死の逃避行なのですが、最終的に隠れ住んでいただけ・・・というのも、物語のカタルシスを減じているように思えました。
私的評価は、普通にしました。
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