イルマーレのレビュー・感想・評価
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天然すぎ
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時空が歪んで、サンドラは2年前のキアヌと文通することになる。
話の食い違いから、両者ともその事実を認識していた。
そして何故かそんな状況の中に恋が生まれる。
キアヌはあるレストランに2年後に予約を取りサンドラに連絡する。
サンドラはその日に行ってみるが、キアヌは来なかった。
何でかと言うと、その2年の間にキアヌが死ぬからだった。
キアヌはサンドラが心配で探しに行き、死んだのだった、多分。
サンドラは手紙で教えた。そしたらキアヌが死ななかったことになった。
これにて一件落着。えええええええええ?何じゃそりゃあああ。
未来を勝手に変えたらタイムパトロールが来るんやで。
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まあ元が韓国の純愛映画やって事で、まさしくそれっぽかった。
しかし、恋に発展するには無理があり過ぎる状況だろう。
赤い糸ってな理屈で、盲目的に全てを解決してしまう力技?
あと、何でキアヌがサンドラにNYダウやNASDAQ指数を聞かないのか謎。
せっかく2年後の情報がもらえるのに、何故利用しないの?w
なのに無理のある恋愛はするなんて、現実離れし過ぎ。
まあダイレクトに株価とか金の話は生々しいにしても、
未来の情報が得られるのなら、普通はもっと知りたいと思うだろう。
「オーロラの彼方へ」はその辺りが自然で面白かったんやけど。
つまりキアヌは純愛っていうより、ただのバカにしか見えない。
そんな天然な人に感情移入できるはずもなく、正直つまらんかった。
まあ現実主義なのでこのへんはどうしようもないわな。
異常な状況下で結ばれた男女はやはり長続きしていなかったことがわかる『スピード2』。そのキアヌとサンドラが12年越しに結ばれるのか?病んでポンッ!とコケないことを祈るばかり・・・
異常な状況下で結ばれた男女はやはり長続きしていなかったことがわかる『スピード2』。そのキアヌとサンドラが12年越しに結ばれるのか?病んでポンッ!とコケないことを祈るばかり・・・
もちろん韓国版『イルマーレ』がオリジナル作品。実は韓国版での主人公であったチョン・ジヒョンと元カレが一緒に写っていた写真が『猟奇的な彼女』のテヒョン君だったような気がしてしょうがなかったのですが、未だに確認できていません。もしそれがテヒョン君だとしたらリアルタイムパラドクスとしてとても面白い映画だったのですが、マニアックな楽しみ方をするのならハリウッド版の今作においても、『スピード2』のジェイソン・パトリックを登場させると面白かったに違いありません。何しろ役名がアレックスと、同じなのだから・・・
キアヌ・リーヴスは『マトリックス』ではコンピュータの異次元世界を経験したり、『ビルとテッド』シリーズでもタイムトリップを楽しんでいます。だから、タイムパラドクスを慎重に扱わねばならないと心得ているのか知りませんけど、誕生パーティで名乗ることをためらったところがいい表情でした。一方、サンドラ・ブロックといえば男を助ける役柄が多いのか、ここでも偶然を利用してポストに祈り続けます。もし失敗したら・・・そうなったらそうなったでしょうがないといった表情が冴えています・・・
脚本において、細かな会話のやりとりをチャット風にしたり、バーで流したキャロル・キングの名曲「It's too late」をサンドラ・ブロックの台詞に用いたり、ドストエフスキーやクラーク・ゲーブルの名前を父親像に盛り込んだり、小ネタとしては上手い使い方をしているものだと感心させられました。また、伏線として「説得」という小説でのテーマwaitingがいい具合に使われていて、脚本の上手さを堪能できたのですが、肝心なタイムパラドクスに関してはかなり無茶苦茶。木を植えたり、実はキスしたことがあったり、ニアミスどころじゃない大味な設定となっていたのが残念です。
たまたま『もしも昨日が選べたら』、『時をかける少女』と今作を立て続けに鑑賞したことになるのですが、時間を扱った映画はほんとに面白いものです。タイムスリップものなどの時間を扱った映画には必ず小物やある人物たちが全てを掌握しているような気がするのですが、この作品においては犬とポスト。前述したアレックスという名前の因果関係も面白いのですが、『スピード』におけるキアヌ・リーヴスの役名ジャックと犬の名前がジャックだという符合もシャレのつもりだったのかもしれません。犬が全てを知ってるはずです・・・
"Can this be happening?" "Why not." 不思議なラブストーリー
一人で勝手に「サンドラ・ブロック強化月間」の第六回は「イルマーレ」です。ちょっぴり過去と現代を不思議なポストが繋ぐラブストーリー。「タイムパラドックスがぁ!」とか深く考えてはいけません。純粋に楽しむのが吉です。
片や会いたいけど会えない。片や会ってるけど気付いてもらえない。こういうもどかしさってラブストーリーの醍醐味ですよね。最後はケイトが生きてる時間軸だとアレックスはもう死んでるはずなので、よくよく考えたらありえないんですけど、ちゃんとハッピーエンドで良かったです。
12年ぶりと言われるサンドラ・ブロックとキアヌ・リーブスの共演がなんともお似合いです。この二人が並んでる構図がまたいいんですよね~。LINEぐらいの勢いでテンポ良く手紙を交換してるのが観てて楽しかったです。脇をしめるクリストファー・プラマーも渋くていいカンジでした。
ガツガツしないしドロドロしない大人の恋愛っぷりに何だか和みました。良作。
会えないからこそ育まれる愛
最近は専ら携帯で連絡し合うこの世の中、文通で仲を深めていくってとても素敵。あとになって前半のフラグを回収していくのでワクワクしながら見れました。やっと会える!って高まったのに落とされること多々あり笑 最後も広場に現れた時死んじゃうんだと思ったけど手紙届いてて本当によかった。異色ラブストーリーって会えないを前提にストーリーが進むから心動かされるんですかね? 東京少女とかぼく明日、きみの名はも似てる。
幸せになれる
バットエンドと思っていたけど,ハッピーエンドだったo(`ω´ )o!
初めゎ疑い半分,信じられない感じで,2年の時空を超えての文通。
次第に心通わせ,お互いに惹かれあっていく。
ある日,2年過去の彼と,2年未来の彼女と,思わぬところで接点が。
なんか,男の方も女の方も感情移入しやすい。
すごく幸せで,すごく切なくて,すごくもどかしい感じがよくわかる
現実にはあり得ない設定の中で,一緒に恋愛してるような,キュンキュンする映画でした。
夢をみている気分で
過去に手紙が届いたり、
会えるかわからない相手をそこまで愛したり、
現実には起こらないからこそ素敵な映画だと思います。
だから、夢を見ているような気分で観てほしい!
ストーリーはなんとなく想像できてしまうけれど、
二人の手紙のやりとり、言葉ひとつひとつに
切なさや愛情を感じて心が温かくなる。
結局事故に遭ってしまうのかと思いきや、
最後はハッピーエンドでほっとしました。
オチが読めた
事故したときに最後まで予想がついた
突っ込みどころがたくさんあった。
雰囲気は楽しめた。
けど、街を紹介するとき、一緒にいるよって文章を壁に落書きするのはどうかと思った。
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