ザ・セルのレビュー・感想・評価
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なぜ今まで観なかったかを後悔
2021年 11月鑑賞
存在を知っていたものの
ジャケットで観る気がしなかった若かった自分に後悔。
早く観てれば良かった。
冒頭からラストまで、ここまでカメラワークとレイアウトにこだわった作品は初めて観たかもしれない。
始まって1分で度肝抜かれました。
まさか最後まで徹底するとは恐れ入ります。
ストーリー。
世界観をまずは理解する事が先決かもしれません。人間の潜在意識の中に入り込むことの出来る『謎技術』をそう言う世界だと受け入れれば素晴らしい作品です。
ここに引っ掛かると、ノーランのテネット同様脱落する人も多いかもしれない。
確かに好みが大きく分かれそうな作品だが、ストーリーはしっかりしているので個人的にはかなりお勧めします。
久々に素晴らしい作品を観た気がします。
精神世界はサイコでグロでアーティスティック
【心理学者が人間の意識に入り込んだ際の斬新でカラフルで残酷な世界表現のヴィジュアルに度肝を抜かれるSFサイコサスペンス作品。】
いちいち過激で毒々しい精神世界の描写が良い
良作
ほほえみデブじゃん
【アートとドラマをしっかり融合したSF映画】
・2000年公開のアメリカのSF映画。
・人の精神世界に入り込んで治療する最先端医療を行う主人公キャサリンが、FBIに頼まれて連続殺人犯が誘拐した女性の居場所を特定するために犯人の精神世界に入り込んでいく、という大枠ストーリー。
[お薦めのポイント]
・精神世界が故、なんでも芸術的に描ける
・切ない
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[物語]
・「人の精神世界に入れる最先端医療」という設定がぶっ飛んでいて、すっと共感ができないのですが、この映画の凄いところは、その辺は「当たり前だよね?理解できるよね?」と言わんばかりにサクッととばすんですよね。笑 そんなこと(設定)よりも、主人公の葛藤や成長、連続殺人犯の動機やその後を魅せたい!と感じます。その通りに、ぶっ飛んだ世界観を違和感なく魅せてくれる物語です。
[演出]
・精神世界をどう映像で表現するか。それを見事に芸術的に表現された演出だと思いました。私自身は映画に対して特段の「芸術性」を求めていません。しかし、物語の運びが気になるので、やはり最後まで観てしまう。つまり、芸術的な表現をしつつも、映画としての物語性をしっかりと最後まで演出しきった作品だなぁ、と思った次第です。
[映像]
・漫画[ディーグレイマン]や映画[サイレントヒル]のように、邪悪なものも含めて全体が芸術的にも見えるような映像美。気持ち悪さの中にも曲線美や何らかのシンメトリー的なものを感じてしまいました。
[音楽]
・特に際立って感じたことはありません。
[演技・配役]
・強さと美しさのある「ジェニファー・ロペス」さん。さすがです。犯人役の「ヴィンセント・ドノフリオ」さんの表情にはどこか「切なさ」を感じずにはいられません。精神が病んでいる状況だけでなく、自身で葛藤している内面も、行動ではなく表情やしぐさだけで非常にお上手に演じられていたと思います。
[全体]
・映画のパッケージからは想像できなかった物語でした。パッケージの通りなら、私が最も見ない系の映画なのですが(笑)、観てしまうと最初から最後まで違和感なくだだーっと観てしまう、そんな面白さがありました。ありがとうございました。
#映画 #SF #芸術 #精神世界 #ターセム・シン監督 #ジェニファー・ロペス #ヴィンス・ヴォーン #ヴィンセント・ドノフリオ #アートな世界観 #ザ・セル #THE-CELL
#全体3.5 #物語3.4 #演出3.5 #演技3.5 #配役3.5 #映像3.6 #音楽3.3
サイコはグロに逃げて欲しくない。
誘拐された女性を救うべく、危篤状態の連続誘拐殺人犯の精神にダイブする女性の活躍を描く物語。
少し風変りなサイコサスペンスですね。少し羊たちの沈黙に似ている・・・と思いながら鑑賞していました。
「サイコ犯の精神にダイブする」その設定は独創的で興味をひくものでしたが、精神に入り込んでからのアイデアがその設定に追いついていないように感じます。
結局「グロ」のシーンだけが印象に残ってしまい、評価としては厳しめの評価。設定が面白かっただけに、残念に感じました。
すっごい好きなジャンルの映画。連続殺人犯の精神世界に入り込み、監禁...
私、狂ってるでしょ?感満載
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