「ブルースウィリスの魅力満点です。」ティアーズ・オブ・ザ・サン よしさんの映画レビュー(感想・評価)
ブルースウィリスの魅力満点です。
ナイジェリア紛争をベースに、ジェノサイドの危険にされされた現地住民を、米軍特殊部隊が助け出すストーリー。
ブルースウィリス主演のミリタリーアクション。事前にある論評で「アメリカ正義のプロパガンダ」と言った趣旨の論評を見ていたので、少し色眼鏡で見てしまいました。
実際に鑑賞した結果ですが、それ程違和感は感じませんでした。ハリウッド映画が海外での撮影をするのですから、アメリカ人が正義の味方を演じるのは致し方ない話で、それはどの国の映画でも一緒でしょう。
ブルースウィリスは格好良く、アクションシーンも迫力があり、反乱軍が追尾する理由もしっかりと押さえていて、楽しめる作品でした。
あえて言えば、ブルースウィリス演じる主人公の責任でしょうか?現地人を助ける為とはいえ、命令を無視した行動の結果として隊員を死に至らしめているわけで、英雄で終わらせていけないように思えます。
後、クライマックスからエンディングの流れも少しあっけない印象で、その分評価を下げました。
最後に、ジェノサイドの惨たらしさについて。ニュース等を見る限り、これは誇張や創作などでなく本当にあったことなのでしょう。人間の持つ残虐性に恐怖を覚えてなりません。
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