「これは見事であったと言わざるを得まい」スターダスト(2007) KIDOLOHKENさんの映画レビュー(感想・評価)
これは見事であったと言わざるを得まい
クリックして本文を読む
こういった、魔法が出てくるオーソドックスなファンタジーというのは 実は面白くするのが一番難しいんだと思う。それをこんなに長いというのに面白く書き上げたのは見事だ。うん、この脚本家はほかにもいい作品がいくつかある。それらの映画と、原作者の本もチェックしてみなければなるまい。
始まって20分ぐらいのところで主人公が何をしなきゃいけないか、タスクが明示される。それから延々と逃亡するというか 目的地を目指すというか・・が、くり返されているだけなのだが最後まで まあまあ 飽きなかった。主人公はどことなくだらしなく、応援したくなる要素なんか何も持っていない。ヒロインはあんまり美人じゃない。むしろ中年ババアの方が魅力的だという変わった映画だった。何がこの映画をこんなにも成功させたのか良くわからない 。・・・星が降ってくる、とか荒地の魔女、とか空飛ぶ海賊船、とか宮崎駿のイメージが相当 使われていた。もしかして拝借したこれらのネタが効果的だったのかも。
この映画は冒険ものであり、それ以上にラブロマンスものなので、彼女と一緒に見るには最高でしょう
コメントする
