スターダスト(2007)のレビュー・感想・評価
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これは見事であったと言わざるを得まい
こういった、魔法が出てくるオーソドックスなファンタジーというのは 実は面白くするのが一番難しいんだと思う。それを見事な 脚本でこんなに長いというのに面白くまとめ上げたのは見事だ
始まって20分ぐらいのところで主人公が何をしなきゃいけないか、タスクが明示される。それから延々と逃亡するというか 目的地を目指すというか・・が、くり返されているだけなのだが最後まで まあまあ 飽きなかった。主人公はどことなく だらしなく、応援したくなる要素なんか何も持っていない。ヒロインはあんまり美人じゃない。むしろ中年ババアの方が魅力的だという変わった映画だった。何がこの映画をこんなにも成功させたのかわからない 。映画とは不思議なものだ
この映画は冒険ものであり、それ以上にラブロマンスものなので彼女と一緒に見るには最高でしょう
星が降ってくる、とか荒地の魔女、とか空飛ぶ海賊船、とか宮崎駿のイメージが相当 使われていた。 嬉しいような見飽きたような
奇抜さに脱帽
個々のエピソードについては北欧の童話やお伽噺でお馴染みのことなのだが全く展開が読めない奇抜さに圧倒されました、凄い映画です。ファンタジーではありますが所謂ディズニーものと違って毒気もありますのでせいぜいジュブナイルから上狙いなのでしょう。
「もののけ姫」の英語版脚本でも有名な原作者のニール・ゲイマンさんはSF・幻想・怪奇・ファンタジー系の文学賞を総なめにした鬼才ですから本作もいろいろな要素満載ですが、なまじプロットを知ると面白さが半減しますので未見の方は予備知識なしでの鑑賞をお勧めします。
本作の変っているのは主役が控えめで脇役が凄いことでしょう。デニーロに加えて往年の大スター、ピーター・オトゥールさんまで出演というのも贅沢ですね、特殊メークのなせるわざとはいえミシェル・ファイファーの化け振りは圧巻でした。
血脈の欺瞞性や老醜への恐怖心などを風刺しつつ貧富、境遇どころか種をも超えた敬愛を賛歌する寓話ならではの世界観がベースなのですが流れ星が妖精という発想は予想外、まして王位の宝石が引き寄せられたのも謎のまま、ファンタジーに寄せたかと思えば雷蓄電池を動力源にするスカイシップなどSF要素も登場。女装趣味の海賊キャプテン・シェークスピアは映画での脚色ですがデニーロさん向けに考えたのでしょう、二人が夜空に輝くラストも脚色、浪漫の王道ですね。そうかとおもえば王族の血が青いのはダジャレでしょう、「タイタニック」の名シーンのパクリやユニコーンと山羊の頭突き合いなど細かい遊びを散りばめる監督のサービス精神には脱帽です。
根本要のレビューはあるのか?
『ロード・オブ・ザ・リング』以降、この手の映画なら売れる!と、次から次へと公開されているファンタジー映画。そんな中、アメリカで「まるで宮崎アニメの実写版を見ているようだ」と評された作品が登場しました。宮崎アニメファンとしては、なんとか貶してやりたいと鑑賞に臨んだわけですが、途中でそんなことは忘れてしまいました。
いきなりドカーンと地上に落ちてくるクレア・デインズ。飛行石を持っていなかったためシータのようにゆっくり落ちてはくれませんでした。だけど生きている・・・なんと、彼女は人間ではなく“星”だったのです。なぜ流れ星となって落ちてきたのだろう?ピーター・オトゥール王の投げたルビーがぶつかったから?拾ったクレア・デインズをプレゼントするのか?星を見つけて彼女にプレゼントするという、主人公トリスタン(チャーリー・コックス)の純粋な心とは逆に、邪悪な疑問だらけの心となってしまいました。
最後には戦うこととなる主人公ではありますが、なにしろ星をウォール村に持ち帰ることが目的であるため、彼女を狙っている魔女と王族がいるなんてことは全く知りません。また、襲われても戦う力なども持ち合わせてないのです。三つ巴の攻防戦になり、主人公は漁夫の利を得るのかと思わせておいて、さらなるキャラクターが登場する面白さ。異色の設定の上に予想外の展開は大人でもワクワクしてしまいます。
魔女には『ヘアスプレー』での演技が記憶に新しいミシェル・ファイファー。空飛ぶ海賊に『グッド・シェパード』のロバート・デ・ニーロ。この名優2人の怪演によって映画の質がグ~ンと上がっちゃいました。海賊の名前はキャプテン・シェイクスピア。名前を聞いたときのクレア・デインズは『ロミオ&ジュリエット』を思い出したのでしょうか?ついでに『恋におちたシェイクスピア』を思い出して、グウィネス・パルトロウと似てることを自覚したのでしょうか?と考える暇もなく、ロバちゃんのオチに笑わせていただきました。
全体的には子供でも楽しめるファンタジーなのですが、王位継承権争奪の醜さといった奥深さもあったような気がします。そして、ところどころに笑わせるところも・・・。もちろん謎は残ります。“バビロンのロウソク”をもっと有効に使えばいいのに!とか、その後のイヴェインが粉々になってしまったんじゃないかとか・・・根本要のレビューはあるのか?とか。
【2007年10月映画館にて】
ベストセラーのグラフィックのベルを映画化したファンタジー映画! も...
イングランドのはずれのウォール村。“越えてはならない”壁の向こうに...
恋する女はキレイである。
デ・ニーロの女装は必見
大人も見られるファンタジー。デ・ニーロにミシェル・ファイファー、クレア・デーンズという結構豪華なキャスト。ファンタジーはあまり受け付けない私(魔法とかあんまりね・・・。ファンタジーのゲームは大好きなくせにね。)ですが、この映画は正直面白かったです。流れ星の女性(!)と青年の冒険を描いた映画ですが、子供と一緒に楽しめました。スーパー・マリオ・ギャラクシー+ロード・オブ・ザ・リング+パイレーツ・オブ・カリビアン=スターダスト
ベリーハッピー♪
まぁ、よくあるファンタジーといえばそうかもだけど
まず夜空に輝く星を擬人化してるっていうのが素敵だし
その星が肉体的や精神的に弱っていくと
段々その輝きがなくなっていって
愛や喜びを知るとまた、輝きを取り戻していくっていうのが
世の女性と全く一緒で、とても共感を覚えます。
いつの時代も女性ってそうですよね。
愛されれば愛されるほど
輝きを増して行きますよねー
お話はひと言で言うと
“ファンタジック・ラブストーリー”です~。
いろんな困難を乗り越えて
最後には真実の愛を掴み取る、みたいな。
そう、ストーリー的にはよくある話です。
でも、それがいいんです。
水戸黄門の
“これが目に入らぬか~!!”
“はは~~、恐れ入りました~!!”
って感じで(笑)
でも、この主題歌になってる曲も凄くいいんです
10年ぶりに復活した「テイク・ザット」が歌ってて
この映画にとてもピタっとはまってます!!
ステキな曲でウットリです。
CD買っちゃいそ~♪
意外と楽しめる
期待してなかったのに・・・
他のファンタジーものとはちょっと違う
脇役を楽しむベテランに注目~♪
ものすごく楽しいファンタジー映画です!!
久しぶりに見たかも?? 壮大なスケールのファンタジー!!
ダークじゃないし。
ウォール村の町並みは可愛いし、旅の途中の自然もめちゃくちゃ
キレイです!!
★★★★★★ ネタバレ注意!! ★★★★★★
トリスタンは、美人だけどイジワルなビクトリアに夢中。
馬鹿にされても気が付かない。
(ジュード・ロウの元カノ、シエナ・ミラーが高慢に演じています!!)
なんでこんな女が好きなのかねぇ~?? ヽ('ー`)ノ と疑問たっぷりで
見はじめましたよ。
みんなそれぞれの野望があって流れ星を追うんだけど、最高なのが、魔女ラミア!!
魔法を使うたびに、化けの皮が剥がれて老婆の姿に近づいていくんだけど、
手のシミやシワ… あ~!! リアル!!!!! ミシェル・ファイファーよくやったよ!!
私、ラミアの必死な気持ち、かなり理解出来るなぁ~!! "r(^^;)
若さと美貌に固執してさ!!
無く子も黙る、海賊のキャプテン・シェイクスピアを演じたロバート・デ・ニーロも
良かった!! トリスタンに大切な事を教え、成長させたのは彼だよね。
だけど… “ あれ ” は凄い…!!!!
もう、カンカンを聞いたらあの映像しか思い出せないと思います… (*^m^*) プププ
このベテラン2人が、本当に楽しんで演じているのがわかる映画ですね!!
亡霊の王子たちや海賊たち、壁の番人、ヤギとバーナードなど、脇のキャラも
みんなイイ!!
人間になった “ 流れ星 ” イヴェインは、心が落ち着いたり、恋したり、
喜んだりすると輝きを増すんですよ~!! これってわかりやすいですね。
逆に失恋すれば輝きも失ってしまう…
これ… 流れ星に限らず、人間でもそうかぁ… ヽ(´~`;)
恋していたり、幸せだったりすると、なんかパァッとオーラが輝いていたりするよね。
だから、ドヨ~ンとくすんだ女性を見ると、側にいる男性はもっと彼女を
輝かせてあげてよ!! なんて思ったりするんだけどね。
ポイント高めのこの映画、気に入らないところは、主役2人だけなんだよね…
クレア・デインズは「ロミオ&ジュリエット」の頃の初々しさが欲しかったです。
眉毛が薄くて、目をギョロギョロさせるから、途中、大事なシーンで怖かったよ!! (T_T)
あとはトリスタン役のチャーリー・コックス… 父親ダンスタンの青年時代を
演じたベン・バーンズの方が主役だったら良かったのに!?
ベンのアゴは割れてるけどね!? それでもベンの方がイイなぁ。 ノ(´д`)
なぁ~んて思っていたら、なんと「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」の主役、カスピアン王子役に決まったそうですよ!! やっぱりね!! 良かった良かった。
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