旅するジーンズと16歳の夏のレビュー・感想・評価
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アメリカン『渡る世間に鬼はなし』だね。
女三人集まればかしましいと言う。一人多い。
一人減らして、リーナが完成させた映画を最後に上映するとかの方が良かったと思う。
小道具として、ジーンズが余り活かされていない。また、狂言回しが誰なのか?が分からない。ブリジットとコーチの関係は何だったんだろう?説明されているのか?
Part1を見て、Part2の必要性を感じる。原作は5巻位まであるらしい。所詮、2時間で描ける話では無いと思う。
ジーンズの魔法と4人の少女
2005年。監督:ケン・クワスピ。
原作はアン・フラッシェアーズの少女ノベル「トラベリング・パンツ」です。
凄く良い映画です。ラストが完璧。
魔法のジーンズ?ってなに?!
1の魔法。
のっぽから痩せっぽち、ぽっちゃり、中肉中背のそれぞれ4人の脚にピッタリ、
サイズが合ってしまう。
2の魔法。
実はこの映画で旅するのはジーンズさんなんですね。
はじめ何も変わらず、「魔法なんかない!!」と膨れてたカーメンにも、
終わってみれば4人全員に魔法は起こります。
少女の成長物語。
16歳の夏休み。ひと夏のメモリーです。
カーメン(アグリー・ベティのアメリカ・フェレーラ)は、離婚して別れてる父親に会いにメリーランド州からサウスカロライナに遊びに行きます。
レーナは祖父母の住むギリシャのサントリーニ島へ。
ブリジット(ブレイク・ライブリー)は、メキシコへサッカー合宿。
ティビーはただ一人そのまま家です。
ジーンズはまずカーメンが履いて、宅配便でブリジットへ。
次はレーナへ。そして最後はティビーへと送られて行きます。
レーナの行ったギリシャの景色、最高です。
白い石造りの階段をロバで登るシーン。
見下ろせば紺碧の海が開け、なだらかな傾斜する土地に白い壁の四角い家々。
青空と海に白色の家が映えます。
レーナの、恋人になる青年の祖父とレーナの祖父母の対立。
まんま「ロミオとジュリエット!!」
後は観て頂くとして、
稀に見る気持ちの良い映画。
ラストに乾杯です。
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