劇場公開日 2005年10月1日

「【”勇気と幸福を齎すジーンズ”今作は、仲良しハイティーン女子が皆が履けるジーンズをキーにしながら、初めて別々に過ごした一夏で、様々な出来事を経験し、精神的に成長する姿を描いたヒューマンドラマである。】」旅するジーンズと16歳の夏 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【”勇気と幸福を齎すジーンズ”今作は、仲良しハイティーン女子が皆が履けるジーンズをキーにしながら、初めて別々に過ごした一夏で、様々な出来事を経験し、精神的に成長する姿を描いたヒューマンドラマである。】

2024年12月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

知的

幸せ

■カーメン(アメリカ・フェレーラ)、ブリジット(ブレイク・ライヴリー)、リーナ(アレクシス・ブレデル)、ティビー(アンバー・タンブリン)の生まれた時からの仲良し4人組は、ある日、全員にぴったりと合う不思議なジーンズを見つける。
 彼女たちはこのジーンズを友情の絆として、初めて別々に過ごす夏の間に順番に穿き、その間に起きたことを報告し、次の相手に送るようにしようと思いつく。

◆感想<Caution!内容に触れています。>

1.ティビー:ホームセンターで、やる気なくバイトする。けれども、ある日小さな女の子ベイリーが店の中で失神してしまい、それ以来親交を深める。
  ベイリーは、不治の病に侵されているが、ティビーに対して人を見かけで判断しない事を教えてくれるのである。

2.リーナ:ギリシャの祖父母の家に行く。そこで、コスタスと言う男の子と親しくなるが、祖父母の家系とコスタスの家系は確執がある過去があり、付き合いを反対されるが、彼女は意を決して普段物言わぬ祖父に自分の想いを打ち明けて、祖父母の赦しを得てコスタスとキスをする。

3.ブリジット:メキシコのサッカー合宿に行った際に、コーチのエリックが好きになる。けれども、自分の気持ちを伝えきれないまま帰国する。ふて寝しているところにティビーとリーナがやって来る。そして、”勇気と幸福を齎すジーンズ”を飼い犬に持ち去られた後を走って追うと、そこにはエリックが立っていて・・。

4.カーメン:自分と母を捨てて、別の女性と子供達と暮らす父に会いに行くが、上手く溶け込めない。そんな彼女の所に、ティビーとリーナとブリジットがやって来て、4人で父の結婚式に出ると、父が誓いの言葉をする前に、一番後ろの席で”勇気と幸福を齎すジーンズ”を穿いているカーメンを呼び寄せ、抱きしめて立会人になって貰う。

<この物語は、初めて別々の夏を過ごす4人の物語がとても良く、且つ絶妙に”勇気と幸福を齎すジーンズ”が、ここぞというシーンで登場する脚本がとても良い。
 又、今と全く変わらないように見えるブレイク・ライヴリーを筆頭に、4人を演じた若き女優さん達の演技が抜群に良く、ジーンと来るシーンが盛りだくさんで、多幸感溢れる作品になっているのである。
 今作は、仲良しハイティーン女子が皆が履けるジーンズをキーにしながら、初めて別々に過ごした一夏で成長する姿を描いたヒューマンドラマなのである。>

NOBU
LaLaさんのコメント
2024年12月18日

NOBUさん
共感ありがとうございます。
この作品好きです(´▽`)
青春だな~って
でも、ジーンズは不思議ですね。
カーメン役(アメリカ・フェレーラ)さんは
海外ドラマ「アグリー・ベティ」で
知っていましたし
娘は、ブレイク・ライヴリーの大ファンでしたから
美しい風景もいっぱい観られたし
物語は せつなかったりですが
音楽も良かったな~って
レビューをありがとうございました⭐

LaLa