スクリーム(1996)のレビュー・感想・評価
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ドリュー・バリモアが見たくなって再見
冒頭、ドリュー・バリモアの電話の対応でホラー映画トリビア問答がやりとりされるのが実に面白い。この冒頭の面白さ、電話では「好きなホラー映画は?」という問いに『ハロウィン』、『エルム街の悪夢』と答えるバリモア演ずるケイシー。
「では、『13日の金曜日』で殺人を犯したのは?」
「ジェイソンよ!ジェイソン!20回も観たんだから」
「違うな、ジェイソンがサイコキラーになったのは2からだ」
う~む、納得。
こんな感じでホラー映画やその他のウンチクもいっぱい。ビデオショップでバイトするランディ(ジェイミー・ケネディ)がいるおかげでホラーファンは大満足。特にパーティやってる最中に『ハロウィン』を流し、ジェイミー・リー・カーティスを応援するランディの姿が最高。彼がまた生き残るためには「セックスはするな」「酒・ドラッグは厳禁」「I'll be right backは絶対に言うな」などなど、とにかく魔の手から逃れるにはバージンじゃなきゃいけないんだ。それから、巨乳の女はなぜか2階に逃げるとか・・・
映画オタクすぎて笑える台詞もいっぱい。『ET』のママが出てる映画は『ハウリング』とか、マニアすぎるだろ!トム・クルーズのお宝映画『栄光の彼方に』も見てないからなぁ・・・その他会話に登場する映画は『プロムナイト』、『死霊のはらわた』、『ヘルレイザー』、『ザ・フォッグ』、『テラー・トレイン』、『羊たちの沈黙』『サイコ』などなど。極めつけはジェイミー・リー・カーティスが脱いだのは『大逆転』(1983)が初めてだというカルトQ並のウンチクも。
保安官代理のデューイ(デビッド・アークエット)とニュースキャスターのゲイル(コートニー・コックス)がこの映画が縁で結婚したとか、色んな面白さがありますね。ゲイルを殴ったシドニーなんて『ダイハード』からパクったのかも疑問の一つ。
おうち-136
20数年前のアメリカにひょっこりはんがいた(笑)
久々バリモアさんのスクリーム顔が見たくなった(開始4分くらいで発動してくれます)。
大学生の暇すぎた夏休みのとある一日に、シリーズをぶっ通しで見た記憶があるのですが、例によって全く覚えていないので序盤からかなりビビり芸人発動。
ガレージのシーンだけは強烈に覚えていました。やぱ巨乳の生存率は…。
時折見せるスクリームはんがちょっと癒し(?)。
ネタとしては古典的で、どこかで何度か見たことあるアメリカの高校生の生活だったり、驚かし方だったり。王道だからこそいいのかも。
つっこみどころもピカイチ。友達んちでいちゃこらすなや(笑)ガレージの巨乳ちゃんがうかばれんて。
犯人のわかりやすさもピカイチと書こうとしましたが、私はびっくりでした(いや1回見てるのに2度驚くって)。
そこまでスプラッターでもない(と思う)ので、スプラッター苦手な方でもいけそう?責任は持ちませんが。
反面ホラー好きには物足りないかも。
私のようなビビりで、ホラーにはツッコミがなくちゃ!という変な体質にはおすすめ。
あと色んな映画がセリフに出てくるのが地味に映画ヲタとしては好きだったり。
キャスティングが何かエロい!!
青春映画のような、ギラギラしてエロいキャスティングです。ホラー映画について語る脚本がやや鼻に付きます。ホラー映画を観ながらおっぱいを期待して男子が騒ぐシーンがありますが、ヒロインが脱がないので不要な伏線でした。犯人は動機は要らないと言いますが、動機が無いので映画じたいも中身がないように感じ、しっくり来ませんでした。泣きわめくマッチョが印象的でした。ホラー映画としては怖くもグロくもないので、青春スリラーという感じでした。
印象的な覆面
ハラハラドキドキ‼ けどグロい
ホラー映画好きにはなんとなく犯人は分かるものの、それだけでは終わら...
展開が読める。それが、良いか悪いかはわからないがホラーの授業があっ...
★ ホラー映画のお約束 ★
グロくて怖くて面白い映画。
大好きな作品です。
ホラー映画の約束に習っての展開が本当に面白い。
ここで来るって分かっているのに、何度見てもワクワクします。
反撃された時の犯人の反応がホラーっぽくなくて面白い所も良い。
キャストも良いですね。
ドリュー・バリモアが最初だけなんて、なんて豪華な。
ローズ・マッゴーワンも出てるし。
続編が出る度に勢いが落ちてますが、やはりシリーズとして大好きな作品です。
ホラー映画の寄せ集め
ありとあらゆるホラー映画を寄せ集めにしたような作品。
正にホラー映画さながらな殺人劇をサスペンス要素を加えたホラー映画でやってのけるという。
監督は「エルム街の悪夢」で知られるウェス・クレイヴン。監督の計らいか劇中にフレディの様な服を着たおじさんがちょろっと出てくる(笑)
何はともあれキャストが豪華。
最初の犠牲者がドリュー・バリモアが演じるケイシー、冒頭で終わらせるのは勿体無いくらいだったな;
特に電話でのやり取りが印象強い。
電話越しに犯人がクイズを出し、間違えたら殺す…という昔のホラーではよくある様なパターンなんだが、見えない相手に怯えながら必死に答える様は、それを観てる側としても何処で襲ってくるのか予想がつかないからよりスリリング^^
[ホラー映画で生き残る為のルール]について語り合う場面、そのルールにあえてこの作品を当てはまらせているところがまた意外性があり面白い。
やり返された後の犯人の痛がる姿や悶える姿には「本当に殺人鬼か?」と思うほどにその反応は見ていて滑稽。
とにかく最後まで読めない!
というまでは無いが、こういう作品は誰が犯人か…というのが気になるところ。
読みはするものの、その考えは大抵裏切られる。今までの作品から「殺人鬼=1人」という固定観念に縛られているからか、最後は見事に罠にはまってしまった(苦)
ホラー映画の集大成的作品
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