「ホラー映画の寄せ集め」スクリーム(1996) Doppioさんの映画レビュー(感想・評価)
ホラー映画の寄せ集め
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ありとあらゆるホラー映画を寄せ集めにしたような作品。
正にホラー映画さながらな殺人劇をサスペンス要素を加えたホラー映画でやってのけるという。
監督は「エルム街の悪夢」で知られるウェス・クレイヴン。監督の計らいか劇中にフレディの様な服を着たおじさんがちょろっと出てくる(笑)
何はともあれキャストが豪華。
最初の犠牲者がドリュー・バリモアが演じるケイシー、冒頭で終わらせるのは勿体無いくらいだったな;
特に電話でのやり取りが印象強い。
電話越しに犯人がクイズを出し、間違えたら殺す…という昔のホラーではよくある様なパターンなんだが、見えない相手に怯えながら必死に答える様は、それを観てる側としても何処で襲ってくるのか予想がつかないからよりスリリング^^
[ホラー映画で生き残る為のルール]について語り合う場面、そのルールにあえてこの作品を当てはまらせているところがまた意外性があり面白い。
やり返された後の犯人の痛がる姿や悶える姿には「本当に殺人鬼か?」と思うほどにその反応は見ていて滑稽。
とにかく最後まで読めない!
というまでは無いが、こういう作品は誰が犯人か…というのが気になるところ。
読みはするものの、その考えは大抵裏切られる。今までの作品から「殺人鬼=1人」という固定観念に縛られているからか、最後は見事に罠にはまってしまった(苦)
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