「フランソワ・オゾンの仕掛けるミステリー。」スイミング・プール みっどないと・シネマさんの映画レビュー(感想・評価)
フランソワ・オゾンの仕掛けるミステリー。
英国の人気ミステリィ作家、サラ・モートンは新作を書けずにいた。出版社の社長ジョンは南仏の別荘で執筆を進める。あとから行くというジョンの言葉を信じて一人プロバァンスに向かう。避暑地の環境に意欲を掻き立てられたサラは執筆に取り掛かろうとした夜、突然ジョンの娘だというジュリーが現れる。プールで裸で泳いだり、酔っ払って男を連れ込んだりと自由奔放なジュリーに苛立ちを隠せないサラ。しかし、彼女のお腹に傷があるのに気付いたり、父親ジョンとの会話や、母親の所在に関する話しなどから、ジュリーに興味を持ち彼女のことを調べて書き始める。そして起こる殺人。ラストの意味は何だろう?ジュリーはいったい誰に手を振っていたのか?
観るものにいろんな解釈、想像が出来るオゾンの仕掛け。
ミステリー好きにはおススメの作品です。
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