「良き哉」千と千尋の神隠し 肉ネ~ムさんの映画レビュー(感想・評価)
良き哉
宮崎監督のアタマの中のキレイなもの、えげつないものすべてをご開帳したようなお伽絵巻。
ストーリーはシンプルで大きな盛り上がりがあるわけではないが、小エピソードが次々と展開され、そこにゆるキぬャラ、キモキャラのオンパレードで飽きさせない。
シュール、エキゾチック、ファンタジック、ノスタルジック、いずれにおいても右に出る作品はそうはない。
冒頭、小径の苔むす石の置き物に迎え入れられてから、本編では賑やかだった場所の色褪せたスナップ写真のようなエンドロールまで目が離せない。
コメントする