「一生に何度も映画館でジブリを」千と千尋の神隠し ももえもんさんの映画レビュー(感想・評価)
一生に何度も映画館でジブリを
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今までに何回観たかわからない千と千尋の神隠し!
コロナ禍以来の映画館で視聴ができた!
上映最終日に駆け込みセーフ!
すぐにチケットは満席に、、!
素晴らしい作品ということは言わずもがなで、今回改めて何をレビューしようかと迷った。
ハクの凛々しさ、釜爺の優しさ、リンさんの頼もしさ、、推しが多くて。
坊を演じた神木さんも素晴らしい。
八百万の神々たち、神聖な龍、この物語と同じ日本で生まれることができてとても誇らしい!
物語の素晴らしさもさることながら、今回は音楽に注意して聴いていた。
物語が進行するようにバックの音も飛び跳ねたり迫力を増したりと連動している。
ハクが千尋を銭婆のところへ迎えにきたシーンは何回観ても感動する。
この物語は音楽あってより感動を増幅させているのだと思う。
一度あったことは忘れないものさ、思い出せないだけで。
このフレーズを特によく聞くのは、自分に起きた過去のことを忘れて思い出せなくても、それは全て意味があることだったんだよ、と安心させてくれるように感じるからかなと思った。
自分は物事全て覚えていたいけど、それが叶わず忘れてしまうことは、まるで自分の手から水がこぼれていってしまうようで怖く感じる。
それを肯定してくれるように思った。
ハクは千尋が元の世界に戻った後、八つ裂きにされずにまた未来で再会しててほしい。
年齢を重ねるにつれて、カオナシはただ怖いものとしては観れなくなった。
誰かに気づいて欲しい、愛して欲しい、名声や富が欲しい、あいつが妬ましい、誰の心にでもきっとある様々な欲は、自分にも心当たりがあるもので、怖いと目を背けられなかった。
定期的に映画館で上映してください!
何度でも観に行きます!
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