劇場公開日 2004年7月17日

「古い形式のゆるゆる人情時代劇」丹下左膳・百万両の壺 Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0古い形式のゆるゆる人情時代劇

2014年6月11日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

楽しい

総合55点 ( ストーリー:35点|キャスト:70点|演出:55点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )

 下町に住む型破りの主人公と女と子供の出演する正義と人情な話で、物語も殺陣もすっごいゆるゆるな古い形式の時代劇。なんでも昭和10年制作の作品の再映画化なんだそうで、そのため21世紀に公開された時代劇とは思えないような昔ながらの定型そのまんまで、今時これは私には白々しく感じられました。こういうのは夕方に再放送されている一昔前のテレビの時代劇が好きな人にはいいのではないでしょうか。
 でもだらしない男たちとしっかり者の女たちの二組の男女の日常に見られる、浮気や金に絡んだ生活上の綱引きは面白かったです。三味線の小唄もしんみりと江戸を感じられました。

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Cape God