「シリーズ全作品を通して、共通の評価。」ソウ 茂野翔さんの映画レビュー(感想・評価)
シリーズ全作品を通して、共通の評価。
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◎ 総評 *シリーズ全てを一気見してからレビューしている。
グロ過ぎて、クロちゃんがアングロサクソンになった。
全体を通して、話の構成がよくできている。視聴者に期待感を持たせたまま物語が展開していき、最後に謎をそのままにして次回作へと繋げている。シリーズで次々と解明される真実に視聴者は夢中になることだろう。
この作品は「ジグソウ」という猟奇殺人犯の所業を、その動機や背景と共に第三者視点で俯瞰するために存在すると思うので、色々と細かい不満はあるが、指摘するのは無粋だろう。一つだけ述べるとするならば、本作は、末期癌のジジイがポジショントークで殺人を正当化しているだけであり、視聴者が犯人に共感するところは一切ない。この程度で自身の倫理観を揺さぶられる人は、カルト宗教やマルチ商法にハマる可能性が高い。頭を丸めて、滝に鈍った頭を打たれてこい。
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