「低予算高クオリティー」ソウ 77さんの映画レビュー(感想・評価)
低予算高クオリティー
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以前4まで見て、作ってる人も見て喜んでる人も病んでるんだわ。。と鑑賞を辞めたSAWシリーズ。
3を観て熱が出たトラウマもありw、もう観ないだろうなと思ってたのですが、
1の例のラストでの衝撃をまた味わいたくなって、
それとついに完結したということで散りばめられてた伏線も気になるし意を決してシリーズ全部見ることにしたのです。w
全体の感想はファイナルを観た時に書きたいと思うのですが1だけはやっぱり特別。
SAWシリーズ自体も良作の部類には入ると思うけど1だけは傑作といっていいと思います。
監督や脚本から映画が大好きという思いがすごく伝わって、それがクオリティーに直結してるので見終わった後の満足度がすごく高くなります。
1回目観た時は知らなかったのですが、
なんと予算は1億円のみ。
撮影期間は一ヶ月足らず。
監督と脚本はこれがデビュー作の無名の若い友達コンビ。
役者も有名どころのキャスティングはなし。
Pの後押しも勿論大きいでしょうが、ここまで大成功したのは作品として「すごいものみちゃった」と観客に思わせる斬新な設定と衝撃の結末を考えだした2人のアイディアと自信と努力の賜物だと思います。
本当に頭が下がる。
「いいもの」に大切なのは心だなあと改めて感じた作品です。
2度目は最初から知ってるのでさすがにいくら仮死状態っつってもさあ、と思わないこともなかったのですがw、
それでもやっぱり映画として素晴らしいのには変わりなかったです。
この映画の心意気はどんな映画にも必要なことだと思います。
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