「父と母の物語を語る」初恋のきた道 星組さんの映画レビュー(感想・評価)
父と母の物語を語る
ある意味、特殊な国の中で
監督はこの物語を描いた。
都会で迷子になって子供を探す
「あの子を探して」に続く映画。
「父と母の物語」を語る男。
ある寒村に若い男の教師がやってきた。
村娘は男が食べるとは決まってない弁当を作る。
毎日作る弁当が娘の楽しみになった。
男を探す娘の顔のアップの連続。
突然去った男を迎えに毎日出かける娘。
事情もわからず、連絡手段もない。
強い想いと希望が娘の糧なのか?
父と母の物語。
語る男は、最後に父の姿を見た。
形の無い父のやってきた姿
他人によって現された姿
それを感じ、見た。
母は、息子の帰る日
空に響き渡る子供たちの声を聞いた。
涙がでる。
監督は淡く消えそうで
力強い恋と絆の映画を作った。
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