「レクター博士の原点。」レッド・ドラゴン だいすけさんの映画レビュー(感想・評価)
レクター博士の原点。
ハンニバル・レクター博士が登場する
サイコ・スリラーシリーズの第一作目です。
今回は「羊たちの沈黙」より以前の物語になります。
1980年。
ある連続猟奇殺人事件を追っていたFBI捜査官ウィル・グレアムは
命懸けで犯人のレクター博士を逮捕します。
精も魂も尽き果てたグレアムはFBIから身を引くんですが、
数年後、田舎で暮らすグレアムのもとに、かつての上司が現れます。
2組の家族が殺害された事件の捜査への協力を要請された
グレアムは依頼を受けるんですが・・・。
レクター博士が登場するシリーズの原点だけあって、
「羊たちの沈黙」や「ハンニバル」との繋がりを
感じさせるような場面があったりして、
シリーズ物ならではの見所が満載です。
もちろん、単独の作品としてもなかなか良くできていると思います。
グレアム役のエドワード・ノートンが、凄くはまってます。
レクターと対峙する場面は、見応えがありますね。
ただ、残念なのは、ストーリーにあまり目新しさが無かったこと。
やっぱり「羊たちの沈黙」を超えることは出来なかったような気がします。
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