「フレンチ・ニューシネマ??」ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
フレンチ・ニューシネマ??
半分、笑いのネタとも受け取れる、ここには美しさの欠片も無い、どの場面も不衛生な世界観。
セルジュ・ゲンズブールが描くアメリカン・ニューシネマな如き、クラスの佇まいが「断絶」のジェームズ・テイラーを彷彿とさせ70年代のアメリカ映画の雰囲気と濡場のシーンはフランス映画らしい映像が。
嫌味なオヤジ、ボリスのオナラ攻撃やパドヴァンのビニール袋、湖での周りながらのケツ、ケツ、ケツのどアップ、場所を変えながらの穴違い絶叫シーンとギャグなのか?って笑いどころが満載!?
全てをシュールな笑いで掻っ攫ってしまう感覚、最後に残される全裸のジェーン・バーキンの姿にもギャグ要素がチラついてしまう!??
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