劇場公開日 1959年

「いま見ても十二分に面白い」十二人の怒れる男 tabletapさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0いま見ても十二分に面白い

2013年10月23日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

楽しい

単純

知的

名作だと言われていてこれは見なければと思いながらも録画したまま放置していたがいざ見てみるとグイグイ引き込まれた。
wikiにも書いているが派手な映像なんか無くとも面白い作品はできるのだとつくづく思わせられる。
Blu-rayの高精細な総天然色の映像の場合はこうした閉鎖空間を舞台にした作品は画面映えしないが白黒映画だとかえって映像が引き立つ
普通閉鎖空間で十二人も登場人物がいたらごちゃごちゃしがちだと思うが、この作品ではそれぞれの個性を出しながらもひとりひとりの発言をクローズアップしていくことでそうした問題を解決している。
名作は色褪せないと本当に思わせられる作品。

tabletap