劇場公開日 1959年

「見応えあり」十二人の怒れる男 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)

3.5見応えあり

2024年6月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

三谷幸喜の12人の優しい日本人を観てたので、
その元ネタと言う事は知ってたのだけど、
ワンシチュエーションでしかも会話劇だけで見せられるのは、脚本、カメラワーク、俳優、そしてそれぞれのキャラが立ってるからだと思います。

最初のたった1人の無罪主張から議論の末みんなを納得させて行くのは見ててワクワクしたし、
実際自分もこの場にいたらどうだろう?と思いながら
ドキドキしながら見れました。

真実は分からないけど、可能性はある。
一人の少年の命がかかってるわけだから議論のの余地は
あるし、時間をかけなければならないよなと思いました。

説得もただ論破して行くわけではなくて、
話にフリ落ちがあって、主人公や陪審員9番のおじいちゃんの手の中で踊らされてる感も気持ち良かった。

奥嶋ひろまさ