「民主主義」十二人の怒れる男 yuyuさんの映画レビュー(感想・評価)
民主主義
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ヘンリー・フォンダが初めにただ1人反対した理由が、無罪を確信したからではなく話し合いをするためというところが良い。
1人でもそういう人がいる限り、その意見を無視することなく、汗だくになって声を荒げながらも議論が続けられるところにアメリカの民主主義の深さを感じる。
個人的な先入観を抜きに証拠を基に判断を下すことの難しさ。
被害者による証言をどの程度判決に反映すべきか、という政治哲学の論争を思い出してそれもまたいろいろと考えさせられた。
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