劇場公開日 2007年3月3日

「匂いを感じる映像美」パフューム ある人殺しの物語 マスター@だんだんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0匂いを感じる映像美

2010年4月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

興奮

18世紀フランスのある天才調香師が主人公。
異性を肌ではなく匂いでしか感じることができない男の悲劇だ。
中世フランスの臨場感が素晴らしく、香りを調合していくだけでドキドキさせる演出も見事だ。
昨年の「ニュー・ワールド」のようにホントに香りが漂っていたら、館内が騒然となっていたであろうラストが凄い。

*「ニュー・ワールド」は、サロンパスルーブル丸の内で、特定の席だけ実際に香りを噴霧して上映しました。

マスター@だんだん