「純粋な狂気」パフューム ある人殺しの物語 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
純粋な狂気
モノローグが多くて映画だけど、物語も相まって本の読み聞かせみたいだった。
不思議な感じ、どう観たらいいかイマイチよく分からなかった。
主人公に肩入れするわけでもなく、悪いヤツだけど、変な性癖を持った故の悲しい運命とも見れるし、純粋故の狂気とも捉えられるし、主人公は何だったんだろうと考えている。
これ以上ない香水を作って満たされると思ったら満たされりどころか、誰にも愛されない自分に嫌気がさしたのだろうか…
ダスティンホフマンと香水を作る所が一番ワクワクした。
ラスト前の処刑シーンは圧巻だった。
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