「愛では測れない」ジャングル・フィーバー バラージさんの映画レビュー(感想・評価)
愛では測れない
裕福なアフリカ系アメリカ人(黒人)男性と貧しいイタリア系アメリカ人(白人)女性の恋愛が周囲に偏見と波風を起こしながらも愛の力で進んでいくが、結局はそれが別離に終わるまでを描いたスパイク・リーの社会派?恋愛映画。初めて映画館で観たスパイク・リー映画だったが、うーん、個人的にはこの映画は『ドゥ・ザ・ライト・シング』『モ'・ベター・ブルース』に比べるといまいちだった。なんというか異人種間恋愛に対するスパイク・リーのある種の否定的な諦念のようなものが描かれていて、今ひとつ好きになれない映画だった。もちろん安易なハッピーエンドにしちゃったら嘘くさいってのもわかるんですけどね。
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