「敢えて立ち向かう海の男達」パーフェクト・ストーム everglazeさんの映画レビュー(感想・評価)
敢えて立ち向かう海の男達
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実話に基づくと始まるので、語り継がれた武勇伝なのかと思ったら…。壊滅ということは途中の遭難は創作ですよね??
本作のほうが古いですが、"The Guardian"や"The Finest Hours"のように、海難救助側の死闘も観れます。
特に"The Finest Hours"と比べますと、あちらが的確な読みなら、こちらは船長のエゴと船員の金銭欲による判断ミスとしか言いようがありません。単なる無謀な挑戦です。しかも何度も再考の機会がありながら、最後に引き返すということは、無駄に海上で粘り過ぎたという印象が強まります。それでも助かれば「男として戦ったぜ!」とキマるのですが…。だから漁師は夢が持てずに儚く荒波に散り行く、ということが言いたいのでしょうか。
気象学的にパーフェクトでも、the perfect storm to dieって感じで皮肉なタイトルです。
嵐や荒波の映像は迫力ありました。
きっと今なら3Dで上映するでしょうね。
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