「御大すいません。解らないですm(__)m」アワーミュージック 松井の天井直撃ホームランさんの映画レビュー(感想・評価)
御大すいません。解らないですm(__)m
御大ゴタールの新作です。
ヌーベルバーグの旗手として映画の文法を壊しながらも天才の才能を遺憾なく発揮して来たが、近年の御大の作品はもはや本人にさえ理解できないんじゃないか?とさえ思え…。
さて素晴らしい予告篇に惹かれて観たのだが!すいません御大やっぱり分かりません(x_x;)
冒頭で‘人類の歴史は殺戮の歴史だ’と言わんばかりに記録映画と劇映画を混ぜ合わせた映像を流した後で本篇に入る。
ユダヤ系女性ジャーナリストがサラエボ内戦の悲劇を取材し、やがて講演の為にやって来た御大自らにその記録を渡すのだが…。
有名な詩人や作家が実名で登場しているらしいのだけど、正直なところだからどうなのかよく分からず(;¬_¬)セリフ等はいつもの様に様々な【詩】から引用されているのでしょうがはっきり言ってよく分からない。
相変わらず映像はとても美しかったので退屈しないで済んだけれども、ラストのエピローグは御大にしてついに癒しを求める年になったのか?と思ってしまった。
俺みたいなのに採点されるのは心外かもしれないが御大許して頂戴ね(笑)
それにしても難解な程世界中のフアンから喜ばれるって…本人は一体どう思っているんでしょう!
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