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ジプシーのときのレビュー・感想・評価
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ジプシーの時って差別用語ですからね。
ちょっと不満かなぁ。こう言った物語の流れなら、ロマ族である必要が全く無い。男目線の妊娠ってことかなぁ。これがロマ族の自由に放浪する自由奔放な素晴らしさというのなら、お門違い。再度申し上げるが、全体が男目線の物語展開で、止めろ!って言いたくなった。
ロマ族の音楽だけが良かった。
ジプシーの時って差別用語ですからね。ヨーロッパでは、ロマ族って言います。まぁ、そんな事どうでも良いが。
アンダーグランドを見て、この監督がセルビア人と知り、この映画は男目線で、旧ユーゴスラビアを擁護するプロパガンダ映画と判断した。従って、全く評価出来ない。
すみません。共感して頂いた方。共感外すにはどうしたら良いのでしょうか?
「アンダーグラウンド」への進化過程作品に思えたが…
「アンダーグラウンド」が素晴らしい作品
だったので、同じクストリッツァ監督物
として初鑑賞。
しかし、この映画のテーマは何なんだろうと
判らないまま話がドンドン前に進んだ。
結果、現実的作風の「パパは、出張中!」と
寓話的作風の「アンダー…」の
二つの映画の中間時期に撮られた
中間要素のイメージの中で、
厳しい境遇のジプシーへの憂いとも
思えるテーマであったろうとの認識も
希薄なまま鑑賞を終えてしまった。
描写的には、
前半はさすがにクストリッツァとの作風が
満ち溢れていたが、
後半になると彼らしさが薄れて、
暴力シーンも直接的過ぎて
好きにはなれなかったし、
妊婦が浮遊するシーンは、
13年前のタルコフスキー作品「鏡」を
思い出してしまうばかりだった。
総じて、「パパは…」や「アンダー…」で
祖国への想いが感じ取れたように、
この作品では加害者が見えないためか、
それほどジプシーへの同じようなものを
感じ取れなかったり、
また、直接的過ぎる描写と、
何かと他の監督作品を感じさせられる
場面が多く、
クストリッツァのオリジナリティーを
感じ取りにくかった。
しかも、そもそもがユーゴスラビアにおける
ジプシーに関する知識も不足しており、
登場人物への共感まで至らない始末。
ただ、現実的描写の「パパは…」から、
現実的+寓話的のこの「ジプシー…」を経て、
寓話的映画の傑作「アンダーグラウンド」が
生まれたと考えるとこの作品の意味も
妙に納得したのだが。
あの「エデレジ」の映画
この映画の存在を知ったのは20年ぐらい前、テーマ曲「エデレジ」を知久寿焼さんとさねよしいさこさんがデュエットで歌ってて、それが大好きで録音されたカセットテープを何度も何度も聴いて、どんな映画なのかなーと思っていた。
早稲田松竹でのエミールクストリッツァ特集で、それを映画館で観る機会に恵まれた。こういう時はほんとに東京に住んでてよかったなと思う。
映画はもっと淡々とジプシーの生活を追う感じかと思ってたら、思いの外エンタメ感が強かった。
でも主人公が悪事に手を染めて…っていう派手めな後半より、ジプシーの生活を描く前半のほうが面白かった。街並み、家の中、ファッション、何気ない風俗が全部新鮮で面白い。
七面鳥をペットにするとか、うるさい嫁を吊るすとか、あの時代のあの場所では本当にありえることなんだろうか。
特に、主人公のおじさんが家を持ち上げるシーン!
あんな絵面見たことないし、とんでもないことが起こってるのに家族みんな「あーあもうダメだこりゃ」みたいな反応で、なんていうか、固定観念が覆される感じがした。
「エデレジ」が使われるシーンはすべて印象的で、特にふたりが船に乗って流される儀式?みたいな夢のシーンが美しかった。
動物と子どもがかわいい
段ボールかわいい。ラストショットがおじさんなのが謎。子どもが売り買いされたり、物乞いや売春などヨーロッパの陰を担うロマの生活が垣間見える。
セルビアのヤンキーの子も後ろ髪伸ばすんだと知った。
原点
クストリッツァの原点とも言うべき作品。ジプシーの自由な暮らし、音楽、踊り。フィルムを通して、彼らの民族としての誇りが伝わってきます。
ジプシーは常に底辺の生活を余儀なくされていますが、現代資本主義とは異なる彼らの思想は、私をはっとさせました。
クストリッツァは、ますます拡大する資本主義と金太郎飴の様に均一化していく私達人類に、大切な何かを問うてきているようです。
1本目
主人公の変わりようのショックさね、、
あと過激なんだけど過激になりきれてない感じ
悲しい物語なんだよと言わんばかりの音楽
不思議としかいいようのない世界観
ただ、どんどん話が重くなってって
引き込まれる
よかった
ジプシーの生活ぶりが貧しくも楽しそうだった。家の壁と天井を釣り上げられてしまう安普請ぶりに驚いた。
主人公の人相が変わりすぎだと思う。若さゆえなのかもしれないが、妊婦や子供につらく当たるのはやめてほしい。ボスが子供を気軽に買っているのが羨ましかった。
やたらと泥だらけになったり、ほこりっぽい場所で食事をしていて、しんどそうだった。
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