「play」ネバーランド everglazeさんの映画レビュー(感想・評価)
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少年の心と想像力を持つ劇作家Barrieが、公園で知り合った男の子達と仲良くなり、彼らからインスピレーションを得て書き上げた「ピーターパン」その背景、過程を描いた作品です。
子供の心では受け止めきれないほどの悲しみを乗り越えるには、現実的になるしかないのだと言わんばかりに、子供らしさが欠如していた三男のPeter。Barrie との触れ合いで、夢を想像すること、信じることが、心に安らぎを与えると学んでいきます。しかし夢見た通りにはならないし、信じた通りにはならないのが現実。束の間の現実逃避と言えばそれまでだけれど、子供の豊かな想像力は、生きていくために備わっているのかも知れません。
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