「【ロード・バイク好きには堪らないスペイン・自転車ロードレース、ヴェルタ・ア・エスパーニャでのロードレースシーンが面白き作品。】」茄子 アンダルシアの夏 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【ロード・バイク好きには堪らないスペイン・自転車ロードレース、ヴェルタ・ア・エスパーニャでのロードレースシーンが面白き作品。】
ー ペペは「パオパオ・ビール」というチームの選手としてスペインの自転車ロードレース、ヴェルタ・ア・エスパーニャに参加。
しかし成績がいまひとつのペペは自分の解雇の話を知ってしまう。さらにレースで故郷にやってきた日は兄とかつての想い人の結婚式で…。ー
■個人的な話で恐縮であるが、10年前から休日の早朝は自宅から三河湾まで、矢作川沿いにロード・バイクを走らせる。往復50キロ程度であるが、気分がリフレッシュされる。
故に、個人的にはツール・ド・フランスを筆頭とした自転車競技を映画にしたら面白いのでは、と思っていた。
その後、ドキュメンタリー映画「栄光のマイヨジョーヌ」「弱虫ペダル」を観て、”矢張り面白いじゃないの”と思っていた。
◆感想
・スペインの自転車ロードレース、ヴェルタ・ア・エスパーニャに出場するペペが、自分の兄の結婚式の日に晴れ姿を見せたいと頑張る、シンプルなストーリーである。
・作画監督を務めた高坂希太郎は業界屈指の自転車乗りであるそうで、チーム毎、個人毎の駆け引きを描いたシーンは面白い。
<今作の続編があるそうなので、機会ある時に鑑賞しようと思った作品。
ジブリ出身の作画監督の絵はどこか懐かしく、疾走感の描き方などは秀逸である。>
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