「アイデア満載のラブコメディで、特異なキャラクターながら可愛らしと愛しさを感じさせる19歳チョン・ジヒョンの存在に感動」猟奇的な彼女 Kazu Annさんの映画レビュー(感想・評価)
アイデア満載のラブコメディで、特異なキャラクターながら可愛らしと愛しさを感じさせる19歳チョン・ジヒョンの存在に感動
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クァク・ジェヨン 監督による2001年製作(122分)韓国映画。
原題:My Sassy Girl、配給:アミューズピクチャーズ、劇場公開日:2003年1月25日。
原作はネット投稿小説の様だが、ストーリーもキャラクター設定もとても面白かった。原作に付け加えられた「延長戦」も、前半の会話で登場の叔母さんエピソードが生きてきて見事で、監督に脚本も手掛けたクァク・ジェヨンに感心。
出会いの場面でゲロを吐き、暴力を振るい続けるヒロイン像は相当にクセが強く、目新しくもあるのだが、それでいて何処までも可愛らしさを有し、愛しさを感じさせる19歳チョン・ジヒョンの存在に奇跡の様なものを感じた。素晴らしい。
優柔不断で決してカッコ良くないが優しくてヒトの良い彼氏を演じたチャ・テヒョンの演技も、とても良かった。低予算であろうがアイデアが詰まったラブコメディであり、韓国映画のレベルの高さを再認識させられた。
監督クァク・ジェヨン、原作キム・ホシク、脚本クァク・ジェヨン、撮影キム・ソンボク、
編集キム・サンボム、音楽キム・ヒョンソク。
出演
チョン・ジヒョン、チャ・テヒョン、キム・インムン。
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