「韓国恋愛映画にしては悪くない」猟奇的な彼女 プライアさんの映画レビュー(感想・評価)
韓国恋愛映画にしては悪くない
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電車の中で老人に席を譲らない男に切れてる女がいた。
その女は酔っ払っていて、座ってるおっさんの頭にゲロを吐いた(場)
近くにいてその恋人と間違えられた主人公の男は、共にホテルへ。
ひとまず風呂で自分についたゲロを洗い流したのだったが、
警察が来た事もあって何もせずに終わった。
後日女に呼び出され、それが縁で友達以上恋人未満な付き合いが始まる。
何かにつけて強気で自己中で暴力的な女ではあったが、
実は長年付き合った恋人が死に、まだ心の傷が癒えていないのだった。
主人公は、立ち直るまでついていてあげよう、と放っておけなくなる。
が、やがて傷も癒え始め、女の親も反対していたので、潮時となる。
別れ際に木の根にタイムカプセルを埋め、2年後共に開封する約束をする。
2年後に来てみたが、女はまだ心の傷が癒えておらず来なかった。
掘り出して読んだ彼女の手紙は、愛を語ったものだった。
それから何度も通ってみるが、女はついに現れなかった。
さらに1年くらい(?)が経ち、女が現れた。
が、さすがに主人公はもう現れず、すれ違いとなってしまった。
でも近くにいた爺から、主人公が来ていた話を聞く。
女は観念し、かねてから旧恋人の母が勧めて来ていたお見合いの話を受ける。
お見合い相手として現れたのは主人公だった。
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恋愛映画が好きちゃうし、特に韓国のはまず見ないが、
ハリウッド映画にもなったとのことで、一応見てみた。
まさしくベタで、昭和の香りがプンプンするが、
それが逆に新鮮な感じがして、悪くなかったという印象。
2人は美男美女でなく、またあんまりオシャレな感じでもなかったが
それが庶民的な雰囲気をかもし出していて良かったのかも。
爺が出て来た時は、女を待ち続けて男が爺になったんかと思って、
どんだけしょーもない人生やねんって笑ってもたわ(場)
そしたら全然関係ないただの爺で、もっかい笑った(場)
でも、巡り巡って結局運命の糸で再会ってラストへの布石とは言え、
別れ方があまりにも現実離れしてた感じは否めないなあ。
目の前に好きな男がおるのに、昔の男を吹っ切れんって理由で別れを選び、
でも念のための保険として2年後に待ち合わせ・・・・あり得ん。
それ言い出したら、そもそもの出会いからしてありえんけどな。
側にいただけで彼女と誤解され、しかもそれが解けんなんてあり得んし、
駅員に預けるのが普通やのに、いきなりホテルに行くのがあり得んし。
男として断言しよう、コイツはエッチな悪巧みをしていたのだ!
優しそうに見えて実はレイプ魔・・・なわけないか(場)