「砂まみれのロードムービー」モーターサイクル・ダイアリーズ だいずさんの映画レビュー(感想・評価)
砂まみれのロードムービー
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これまた梅田ガーデンシネマ特集で会員500円に釣られてみてきました。この手の企画がすごく好みで大好きさ京都シネマ!
キューバ革命もゲバラにも明るくはないですけれど、青春ロードムービーとして良い!と聞いておりまして、その通りだなぁと思いました。
エルネストは純粋で正直でステキな青年でした。若いガエルくんの美貌も合間って、素敵でした。
南米かぁ。水がまずそうで行きたいと思った事はな買ったけど。行ってみたくなった。
バイクは嫌だけどね。あの砂ぼこりのなかどんどん上着がすすけていってもう…せめてバスとか!なかったんかい、時代的に!
青年らしいズルもしながら旅をして、鉱山に仕事を求めて旅する共産主義者の夫婦との出会いあたりから、エルネストは現状への疑問を持ち始めたように見えました。
ハンセン病の病院に滞在して、手術を拒む患者に寄り添い、素手で患者に触れ、仲良くなってみんなでサッカーするところまでの流れはこみ上げるものがありました。
その後のエルネストがどうしたかは知らないですけど、あの純粋さが褪せてなければ、世渡りという意味では楽にはいかないのでしょうね。その後を知っていればまた違った感慨があったことでしょう。
確かに良い青春ロードムービーでした。
まんぞくまんぞく。
あ、連れの人のありがちな軽薄さはちょっと嫌かな…船のうえでの15ドルよこせとか!
あと、エルネストは彼女になんつってふられたんでしょうね。
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