「1人の人間としてのチェ・ゲバラ」モーターサイクル・ダイアリーズ keitaさんの映画レビュー(感想・評価)
1人の人間としてのチェ・ゲバラ
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革命家チェ・ゲバラの偉大な業績でなく、若いころの南米横断の旅にあえて焦点をあてた作品。
最初はよくあるロードムービーで途中から急にドキュメンタリータッチになる、ゲバラの真面目で自分を曲げない性格がとても分かりやすく描かれている。
ハンセン病の診療所での修道院の規則に従わず素手で患者と握手をする場面が印象的、全ての人を平等に思いやることの出来る心、そしてそのカリスマ性、旅を通して自分の生きる意味、成すべきことを見つけたゲバラの表情は自信に満ちていた。 ゲバラを演じたガエル・ガルシア・ベルナルの演技が輝き、偉大な革命家の1人の人間としての部分がよく分かる秀作。
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