ジェーン・エア(1944)
劇場公開日:1947年10月
解説
イギリスの女性作家シャーロット・ブロンテによる名作小説の映画化作品。幼い頃に両親を亡くし、冷酷な叔母に引き取られた少女ジェーン・エア。やがて彼女は孤児院に入れられ、つらい毎日を送ることになる。だがそんな逆境にもめげず、彼女は真っ直ぐにたくましく育っていった。ある日ロチェスター家の家庭教師として雇われた彼女は、そこの主人に恋心を抱くが……。ジェーンの友人役で子役時代のエリザベス・テイラーが出演している。
1944年製作/96分/アメリカ
原題:Jane Eyre
スタッフ・キャスト
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2023年2月16日
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鑑賞方法:VOD
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Amazon Prime Videoで鑑賞(吹替)。
原作は未読です。
文学作品の映画化と言うことで難しいかなと構えて観ましたが、シンプルでストーリーが分かり易く、面白かったです。
「ホラー映画なの?」と勘違いしてしまう描写もなかなか怖くて、屋敷に潜む秘密は何か、ドキドキさせられました。
ジェーン・エア役のジョーン・フォンテイン、今回初めて知りましたが、美しい俳優さんだな、と…。凛とした顔立ちが己を貫くジェーンの役柄にぴったりで、心奪われました。
皮肉屋貴族役のオーソン・ウェルズも素晴らしい配役。さすが名優と言ったところで、高慢の盾で繊細な心を守る複雑な人物を、どこか憎めない感じで演じていてすごかった。
[余談]
ジェーンが孤児院で出会うヘレン。一緒に観ていた両親が、「エリザベス・テイラーちゃうか?」と言うので「そんなわけないやろ」とキャストを調べた私は、「ほんまや」と明石家さんまみたいな返答をしてしまったのでした(笑)。
2022年7月23日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
シャーロット・ブロンテ原作、何度も映画化されているが、本作は ジョーン・フォンテイン主演版。
やっぱり、ジョーン・フォンテインは綺麗で、どうしても眼を引く存在感。
不遇の少女時代を過ごした女性が、無愛想だが過去の悩みを抱えているような男に惹かれていって……という恋愛ものであるが、波瀾万丈な展開。
そんな物語を98分で描くためには、途中途中で「本を映して(ジョーン・フォンテインの)ナレーションで物語を進める方法」が採られている本作。
オーソン・ウェルズは頑固で無愛想な役で適役であり、綺麗な(住み込みの)家庭教師がジョーン・フォンテインというのも配役の妙。
また、ジェーン・エアの少女時代の友人を演じていたのが子役時代のエリザベス・テイラーだったが、なんだか子供に見えない雰囲気…(笑)
なかなか物語のツボを上手く描いた映画だったと思う。
数ヶ月前に観たレベッカを演じたジョーン・フォンテーンが同じように見えて被ってしまった。小説をわかりやすくまとめてあり、面白い映画ではあったが、昔に読んだ時に感じたジェーン・エアの意志の強さはあまり伝わってこなかった気がする。
少女時代のジェーン・エアを演じた女の子もとてもよかったが、何より友人役の、エリザベス・テイラーのオーラはすごかった。
2021年6月12日
Androidアプリから投稿
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1944年版ジェーン・エア視聴。ロチェスターはともかくジェーン役は決して不美人じゃないところが昔の映画なのかしら。
なにが斬新ってセント・ジョンが従兄じゃなくローウッドの校医で登場。リード伯母様の最期と原作にない死後のリード邸の家財の公売が。あら〜〜🧐
そしてジェーン役ジョーン・フォンテインよりロチェスターのオーソン・ウェルズがトップにきてる。クレジットになかったがエリザベス・テイラーがヘレン役?