モンスーン・ウェディング

劇場公開日:

モンスーン・ウェディング

解説

現代のニューデリー。華麗な伝統的結婚式がくり広げられるなか、花嫁アディティの不倫、彼女と父の絆、不器用なウェディング・プランナーとメイドの恋など5つのストーリーが並行して展開していく。監督は「サラーム・ボンベイ!」「カーマ・スートラ 愛の教科書」のミーラー・ナーイル。01年ベネチア映画祭でインド人女性監督初の金獅子賞を受賞。撮影は「リービング・ラスベガス」のデクラン・クインが担当。

2001年製作/114分/インド
原題または英題:Monsoon Wedding
配給:メディア・スーツ
劇場公開日:2002年8月17日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第59回 ゴールデングローブ賞(2002年)

ノミネート

最優秀外国語映画賞  
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映画レビュー

3.0不倫から結婚へ

2021年1月8日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 本筋はあくまでもアディティの不倫と結婚なのだが、群像劇のように周囲の人たちのほのかな恋愛感情や莫大な結婚費用の話を散りばめてある。途中までは花婿が誰なのかわからないくらいに登場シーンが少ないくらいなのだ。そして、脚本や撮り方がイギリス映画っぽく言語も英語が中心なので非常に入り込みやすい。想像するに中流以上の家庭なのだろうが、結婚式の数日前から多額の金をかけてあるほどのインドの結婚式の風習がよくわかる。日本でも田舎の結婚式となると、こんなものかなと妙に納得できる。

 婚約者ヘマントの決断も男らしく見所であるが、ブシュミ似デュペイのアリスに対する純朴な愛も捨てがたい(こちらの方がメインのような気もする)。

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kossy

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