ミート・ザ・ペアレンツのレビュー・感想・評価
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【”男とは、義理の父とはビミョーな関係になるんです・・。”恋人の父親に結婚の許しを貰いに行った男と、待ち受けていた父親との会話や様々な駆け引きがヒジョーに可笑しい作品。】
ー イキナリ、私事で恐縮であるが、現在の家人のご両親に結婚の許しを頂きに行った時の事は今でも良く覚えている。私は、緊張とは無縁の男だが、その際には流石に身構えた。
序でに彼女が”うちのお父さん、ちょっと怖いけど、頑張ってね!”などと余計な事を直前に言うので、チョー緊張状態で臨んだモノである。
ハッキリ言って、何の会話をしたのかも覚えていない。だが、今作のパム(テリー・ポロ)のお母さん(ブライス・ダナー)同様、義理のお母さんは優しかったし、今でも優しい。では、義理のお父さんとはどうかというと、今でも会うとビミョーな空気が流れるのである・・。
という訳で、今作、クスクス笑いながら鑑賞したのである。-
■恋人パムとの結婚を真剣に考えている、看護師のグレッグ(ベン・スティラー)。パムの妹の結婚式にふたりして出席することになり、NYにある彼女の実家へ行く事に。
このタイミングを活かしてパムの父親ジャック(ロバート・デ・ニーロ)に結婚の許しをもらおうとするが、グレッグは元CIA勤続34年の彼から愛娘にふさわしい相手かイロイロと尋問されるのであーる。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・パムの父親ジャックを演じるロバート・デ・ニーロが、満面のデ・ニーロスマイルでグレッグを迎えるが、別れると直ぐに顔付が変わり、CIAの調査網でジャックと人となりを調べる姿が可笑しい。
・そして、ジャックが何故医師ではなく、看護師になったのかとか(義理の父は、婿になる男の稼ぎは、当然、チェックする。)、部屋中に盗聴器を仕掛けて、グレッグとパムの会話を聞いて居たり、二人がベッドでイチャイチャしていると、ばばーんとノックもせずに入って来て”近頃は、婚前交渉は当たり前のよーだが、私の家では一切許さない!君の蛇はしまっておけ!”と言い放つシーンなど、非常に可笑しい。
・グレッグは飛行機の座席に婚約指輪を入れた荷物を載せられなくて、預けた事から荷物が無くなってしまい、大変な事になるのである。
そして、ジャックとぎこちなく生活用品を二人で買いに行った時の車中の会話も可笑しい。
・ジャックが実は現役CIAであった事が分かるシーンも可笑しいし、グレッグがシャンペンのコルクを抜いた時に、ジャックの母の遺灰が入った壺に直撃して割ってしまい、ヒジョーに気まずい空気になるシーンも可笑しい。
<とにかく、この映画は男が結婚しようと思った愛する女性の父との確執をヒジョーに面白く描いており、大変に宜しい。
当然、私も今作でイロイロと勉強したので、万一娘が変な男を連れて来た時には、応用しようと思った次第でアール。(娘に怒られるかな・・。)じゃーね。>
もっとテンポよかったらなあ
巻き込まれ型コメディ‼️いや、ドツボにハマり型コメディ‼️
この作品は巻き込まれ型コメディ、いやドツボにハマり型コメディの快作‼️結婚相手の実家を初訪問という人生の一大イベントを、こんなにも爆笑させてくれる作品はないですね‼️恋人の父親が祖母の遺骨を入れたツボを飾っている。あろうことかシャンパンの栓を調子に乗ってそのツボに直撃させる主人公‼️屋根の上で隠れタバコしてた主人公。誤って電線を切断、庭を炎上させてしまう‼️そんな悲惨な状況を大爆笑させてくれるベン・スティラーの人間性‼️素晴らしいです‼️そして恋人の父親役デ・ニーロ‼️元CIAというそのコワモテぶりは、自らが演じてきたマフィアのセルフ・パロディですよね‼️ホント怖い‼️そんな父親にウソ発見機にかけられるシーン‼️どんな拷問よりもキツい‼️ベン・スティラー、ご愁傷様です‼️
何一つ笑えない。
下品でエキセントリックな暴力的な寓話。
結局、学歴がこのバカ男を助けるのか?権威主義は権威主義的なバカ男を助ける。
招かれざる客だったら、どうするんだろ?
彼が名優だって?
結構楽しめた
冒頭のプロポーズ大作戦(笑)が失敗に終わったところからすでに転落劇が始まり、紛失したスーツケースが全てを物語る…。
まぁ、いろいろやり過ぎ感はあったが、細かいところでもクスッと笑えるシーンがたくさんあり、結構楽しめた。
職業差別的な発言や、あんなに理不尽な扱いをされているグレイグ?ゲイ?に我慢を強いるパムにもちょっとイラッとしたけれども。
弟のマリファナについては…どうなった?
なんと言っても最後が一番笑えた。笑
これはもう続きを期待してしまう終わり方、だよね。
「どんな想いからアクションを起こすのか?」 人間関係を構築するために大事なことを学ぶことが出来る映画です。
個人的に、ベン・スティラーが好きなので、主演の映画は、結構、観ています。
ベン・スティラー主演の映画は、大体、コメディ要素と心温まるハートフルな内容が多いので、オススメです。
本作品は、彼女にプロポーズする前に、義父となる方に挨拶にいくという、よくある場面を描いています。
世の中、一般的に、「結果」や「事実」のみ評価されることが多いです。
もちろん、それが正しいと思います。
でも、その結果や事実を引き起こした言動がどんな想いから来ているのか、いわゆる「出所」の大切さが描かれています。
現在の社会では、こういう部分は、ほとんど評価されにくいように思いますが、素敵な人間関係を築くためには、とても大切なことだと思います。
後半部分のベン・スティラーとロバート・デ・ニーロの掛け合いは、とても面白いし、心が動かされる場面です。
おすすめです。
ちゃんとしたコメディ
DVDゲットシリーズ200円(たぶん 笑) このコメディは面白い。...
元CIAのパパに結婚の承諾を得るため会いにいくお話。 パパはどうし...
笑いのツボが合わないだけ?
裏目に出てしまう
頑固者の父親・・・と解説されていたが、かなり心が広く、ウソをつく男が大嫌いなだけ。それでも初めて結婚相手の親に会うのは緊張するもの。グレッグ(スティラー)はやること、喋ることが全て裏目に出てしまう。猫が嫌いか?という点や、ドラッグをやってるか?という点はかなりきつかったようだ。そんな中、シャンペンのふたを開けると、コルクが立派な骨壺に命中してしまい、ジャック(デ・ニーロ)の母親の遺骨が床一面に・・・
さらに、結婚式間近の妹デビー(ニコール・デハッフ)の顔面にバレーボールをぶつけてしまったり、タバコの火のせいで祭壇を燃やしてしまったり、禁じられていたトイレの水を流して汚水まみれにしてしまったり、行方不明の大切な飼い猫の代わりを見つけたまではいいが、それがあだとなって家じゅうを目茶目茶にしてしまったり・・・とどめが、サプライズの新婚旅行をバラす羽目になったり・・・
オフビートからスラップスティックの一歩手前まで、なかなかの演出。それでも真面目だったり、医師試験にも受かってるが疑われたりと、職業差別的なところがイマイチ。パム(ポロ)の元フィアンセ・ケビン(オーウェン・ウィルソン)の存在もパッとしない(お笑いとして)。そのケビンとのセックスしまくった話を聞かされて、平静を装う様もなんだかな・・・
また、ラストはハッピーエンディングになることは予想されたことだが、父親の変わり身も転機のきっかけがうまくない。
ラストが一番面白い
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