マイ・ビッグ・ファット・ウェディングのレビュー・感想・評価
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ニア・ヴァルダロスの渾身の思いに敬意を表したい。
英語圏で最も影響力がある最古の即興劇団、セカンド・シティ出身のニア・ヴァルダロス(ギリシャ人女優)が、イアン・ゴメス(非ギリシャ人)と結婚した経験をもとに、脚本を書いて演じた1人芝居の映画化。
彼女は、多くの映画会社に売り込むが、プロットの変更、自分以外の有名女優(マリサ・トメイなど)の起用、ギリシャ人からヒスパニック系への変更を全て断る。
その一方、リタ・ウィルソン(ブルガリア人とギリシャ人のハーフ)が、1人芝居を見て感激し、夫であるトム・ハンクスとの制作会社プレイトーンが全てを受け入れてくれて、映画化にこぎつけた。
本作は、カルチャーギャップやユーモアを交え、1組の男女を愛らしく描く。スマートで小粋な、安心して見れるロマンティック・コメディだ。という以上に、主演兼脚本のニア・ヴァルダロスの、本作に賭けた気持ちに、いつも思いをはせてしまう。
ギリシャ系、すごすぎる
ギリシア人の文化
父親が窓拭きスプレーで傷やら怪我を何でも治す行為が最高でした。エンドロールが始まったとき、車の窓も拭いていたし。その他、どんな言葉もギリシア語が語源だとする主張も面白かった・・・キモノまで語源がギリシア語なんだから(笑)。いわゆるインドヨーロッパ語族。英語のほとんどはラテン語、ギリシア語が語源なんだろうけど、ウンチクばっかりじゃなく、もっと実のある話も欲しかった・・・
全米に口コミで広がって大ヒットした映画。民族の壁を超えたカルチャーショック、『ブリジッドジョーンズ』のような30代女性の進出。色んなことが考えられる映画ではあったが、アテネオリンピックを機にギリシア文化を紹介したかっただけかもしれない。海外の映画を観る楽しみのひとつはやっぱり他国の文化を知ること・・・映画ってやっぱりいいですね~
名言の宝庫
DVD108円ゲットシリーズ。ギリシャ文化を堪能せよ。 ギリシャの...
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