劇場公開日 2006年5月27日

嫌われ松子の一生のレビュー・感想・評価

全57件中、1~20件目を表示

4.5初めて見たときは、こんなに救いのない話はないと思った。 笑っていい...

2025年8月20日
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鑑賞方法:DVD/BD、映画館

初めて見たときは、こんなに救いのない話はないと思った。
笑っていいのか、いや、笑えない。悲惨すぎるだろうと。

何度も見ているうちに、
こんなに悲惨なのに、何度も立ち上がろうとする
主人公の強さを感じるようになった。
そして、それをドラマチックに演出する
華麗な歌とダンス。

がんばったけど、だめだったね。
でも、一生懸命生きたじゃん。
これって、多くの人に当てはまるんじゃないかな。

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グレゴルー

4.5映画終活シリーズ

2025年3月17日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

楽しい

2006年度作品
大好きな中島哲也監督作品
同じ年、李相日監督の「フラガール」に最優秀作品賞、監督賞苦杯を嘗めたが、
4年後2010年「告白」vs「悪人」対決で見事勝利
今年「時には懺悔を」vs「国宝」三度目の対決
ともに素晴らしい作品を期待する‼︎

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あきちゃん

3.5救いのない映画、でも泣く

2024年12月24日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ダウン気味の気分の人にはいいかも。
後味は決していいものではありませんが、彼女が「昇天」するシーンでは、思わず涙してしまいます。
それは、彼女の人生を辿りつつ、肯定的に受け止めてくれる瑛太の存在が大きいと思います。

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うそつきかもめ

2.5伊勢谷友介が暴力団構成員役でしたが、暴力団構成員が事件の当事者とし...

2024年8月15日
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鑑賞方法:DVD/BD

笑える

悲しい

怖い

伊勢谷友介が暴力団構成員役でしたが、暴力団構成員が事件の当事者として警察に自分を通報することは警察に自分を告発すること、自首することと初めて知りましたが、暴力団構成員は警察に被害届も出せないということですが、中谷美紀が主演で、映画の締めが、肥満体になりゴミ溜めのアパートの一室に暮らし、乞食同然になり、エンタメの光GENJIの内海光司の熱狂的ファンになり、その内海光司が実際に病弱だったようで、河原で遊ぶ子供達を注意したら、自損事故のようなその中谷美紀の死亡という最期でしたが、一人では生きれなく男子に依存しないと生きれない女子がいるんだと思いましたが、10代の頃の家族生活で、両親に自分より愛された病弱で寝たきりの妹がその姉の方のついてないドMの中谷美紀の夢の中にいつも出てきますが、

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39stepbacK

5.0松子が生まれ変わったら幸せでありますように

2024年7月29日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

笑える

悲しい

可哀想だけどポップでミュージカルぽく楽しめる作品だけどふつうに可哀想

松子がよく口ずさんでる歌が最後流れる時は
心が痛くなりました。

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かささぎ、

4.0ダメ男しか愛せない哀しき女性の転落人生

2024年5月25日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

一つ歯車が狂ったことで、これでもかというくらい悲惨な人生を送ってしまう、ありそうでなさそうでありそうな男運のない女性の物語。「歯車が狂った」のか「男運」がないのか、ダメ男しか愛せない不器用な松子の人生は、ファンタジーやミュージカルの要素を取り入れコミカルに描かないと本当に目を覆いたくなる。

どんなにやり直しを誓っても、ダメ男に一途になってしまうから、本人が辛い思いをする羽目になる。「一途」「不器用だけど」などと形容すると、さも本人に落ち度はないように聞こえるが、結局人生を修正出来ず、最後自暴自棄になってしまうあたり、本人にもだらしなさはあったのだろう。思えば、お金を盗んだ生徒を庇うため自ら立て替えようと人の財布からお金を抜き取っているのだから、既に自業自得なのである。

映画の登場人物に説教しても仕方ないが、今風に言えば全ては自己責任である。

ただ映画中に何度か出てきたセリフ「人生は人に何をしてあげたか」で幸せが決まるのであれば、松子は松子で案外幸せな人生だったのかもしれない。

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shin

3.5愛に生きた女性

2023年10月11日
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鑑賞方法:VOD

タイトルのせいか自然と避けてきた映画。
絶対辛いし、自分と重なる部分が多い気がしてて手が出せなかった。

「下妻物語」や「告白」の中島哲也監督なので思い切ってチャレンジしました。
たぶん二度と観ない、と言うか見る勇気がないんですが、曲がこびりつくくらい優しくて印象的な映像とストーリーだったこともあり、一生心に残る作品になりました。

【あらすじ】
父からの愛に恵まれなかった幼少期を過ごした松子。
社会に出ても必要とされる喜びで男に騙され転落人生まっしぐら。
数十年後、そんな彼女が変わり果てた姿で死んでいた。
死に物狂いで愛に生きた女性が、なぜ”嫌われ松子”と呼ばれたのか。
その軌跡をミュージカル調で辿るストーリー。

これ原作はもっと苦しいお話らしいですね…

ミュージカルのおかげでまだ耐えられるんですが、感受性が強いタイプの人や
松子と同じように愛に飢えた経験のある方には重くのしかかる作品です。

松子の不器用で優しい性格は悪く言えばその場しのぎで意見がないタイプで、
世に出ればカモにされたりクイモノになりやすい女性なんだよな。

なんでこんなに生きずらい人生なんだろうって、見てるこっちがイライラするレベル。

でもミュージカルのおかげか、中島マジックでコミカルテイストで楽しい感じになった。

松子は愛されてなかったんじゃなくて、愛に気がつけなかっただけなのよね。

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二ノ前

5.0私の人生のバイブル

2023年8月8日
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映画の中で一番好きな作品です。
特にどん底で落ち込んだときに繰り返し見ます。
共感者もいないですけど、どれだけどん底で生きようが死のうが、どんな人生でもこの映画のように美しく、メルヘンであれたらいいなと思います。

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けだもの

4.0小説に引けを取らない良い作品

2023年7月9日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

原作と小説の差はあれど、どちらもなかなかよい出来だと思います。

小説はどうにもこうにも救いのないお話で、愛情に飢えた松子の気持ちに感情移入し号泣してしまいましたが、映画はその救いのなさを、中島監督の愛情?によって、悲しすぎるけれどコミカルに表現していて、原作をつぶすことなくお互いを持ち上げる形になったのではないかなと思いました。

映画でのそれぞれのキャスティングも悪くないと思います。
これは作り話なんです。お涙頂戴ストーリーなんですって、前面に出している感がはっきりしていて個人的には好感がもてました。

これは思いっきりファンタジーの世界ですからね。

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ゆの

4.0巧演、妙演、熱演❗️中谷美紀

2023年1月31日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

主演女優が豪華キャスト全員を喰ってしまう存在感でした。
松子の不運で数奇な一生が見事な物語になっていました。
中谷美紀の意外なまでの歌唱力に驚きます。
荒川の星空の美しい描写がとても印象的でした。
凄く良かったです。

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tuna

3.0松子はとことん、男を見る目がないね(泣) 殺人さえ犯さなければもう...

2023年1月22日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

松子はとことん、男を見る目がないね(泣)
殺人さえ犯さなければもう少しましな人生になっていたかな。

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省二

4.5見れば見るほどしんどくなる

2023年1月9日
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幼少期から親の機嫌を取り続けて大人になっても男の機嫌を取り続けて

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less_less_

3.0今観返すとキャストが豪華だった。 独特な世界観とミュージカル風のテ...

2022年6月20日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

今観返すとキャストが豪華だった。
独特な世界観とミュージカル風のテンポで展開していく。
そのおかげか不幸な人生も悲壮感は漂わず、コミカルに描かれている。
けれど松子、どこまで不器用な生き方なのでしょう…。
中谷美紀が頑張ってます。演技がすごいです。

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よっしー

3.5男に翻弄され続けた人生

2021年5月30日
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側から見たらどうしようもない、くだらない人生だったと言われても、一生懸命生きてきた女の話し。

世の中にはダメ男ばかり引き寄せてしまう女がいて、もっとマシな男に出会っていればそこまで寂しい人生じゃなかっただろうに。

なかなか厳しい人生を美しくキュートに演じている中谷美紀が良い。

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おこげ

4.0時間内に見事に収まっていた

2021年2月28日
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上映時間内で、テーマが重すぎて大雑把になる事もなく、軽すぎて間伸びすることもなく、綺麗に収まっていて観やすかったです。
内容も面白かったです。
さくらんやヘルタースケルターのような華やかにデザインされたものです。好みが分かれると思います。

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Mayu

4.5スピーディーでわかりやすいストーリー展開。 不器用であるがために、...

2020年10月21日
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鑑賞方法:VOD

楽しい

スピーディーでわかりやすいストーリー展開。
不器用であるがために、少し歯車がくるい、投げやりになり、どんどん転落していく物語。でも暗い気持ちにさせないのは、ポップで明るい色使いにミュージカルを組み合わせたコミカルな演出だからかな?凄く楽しめた。

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movie freaks

4.0まさに現代の「西鶴一代女」を、どう映画にするのか 見事な解答だと思います

2020年7月22日
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鑑賞方法:DVD/BD

恐ろしく悲惨な女性の一生です
まともに映画にしようとすれば、余りの陰鬱さに映画にはならない題材です
溝口監督の世界的名作「西鶴一代女」は江戸時代のお話ですから、悲惨であっても観客は距離を置いて観れます
しかし現代劇でこの物語はあまりにキツイ

それを、苦い薬を飲み易くする糖衣錠のように、ポップな古いMGMミュージカル風の演出でくるんであります
古いミュージカルパロディだけでなく、刑務所の歌とダンスでは、現代そのもので大変にカッコイい

まさに現代の「西鶴一代女」を、どう映画にするのか
見事な解答だと思います

気がつけば、とっても苦い薬を全部飲み込めているのですから

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あき240

3.5色んな俳優やミュージシャンがどんどん出てきて、テンポが良くて、楽し...

2020年5月28日
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色んな俳優やミュージシャンがどんどん出てきて、テンポが良くて、楽しい!

中谷美紀は、何やらせても美しい。

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tomo

4.5【”松子は最後の死ぬ瞬間まで目だけはキラキラしていたんだと思います”と中島哲也監督は言った・・。】

2020年3月17日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

怖い

 語弊があるのは承知の上で、
 ”見事なまでの、夢見る女性の転落の人生”
 を描き切った物語。

 各シーンでは観ていて辛い場面があるのだが、観終わった際の感想は、何故か、”ひたすらに男たちを一途に愛し、生き抜いた一人の女性の見事な物語”という感想を抱いた作品。

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 松子が出会う男達が一部を除いて、”マトモな男”がいない。
 究極の男運の悪さである。

 1.中学教師時代に出合った同僚、”白い歯”の佐伯(谷原章介)

 2.博多時代に出合った作家志望の青年、八女川(宮藤官九郎):DV男。で、自殺。

 3.八女川の友人、岡野(劇団ひとり):不倫関係 松子を捨てる・・。

 4.中州ソープ嬢時代 小野寺(武田真治):個人的感想だが、一番の屑。 で、松子に刺殺される。→松子、服役。

 5.理容師、島津(荒川良々) 松子入水自殺決行地時に出合う。が、松子警察に追われる。 →所内で理容師資格取得。が、出所後松子が見た光景・・。

 5.かつての教え子でヤクザ、龍洋一(伊勢谷友介)
 →龍、逮捕。松子、出所をひたすら待つ。が、結局別れる・・・。

 そのまま、荒川沿いの古アパートに引っ越し、一人暮らしの引きこもり生活へ・・。

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 平成13年 松子と幼い時に会っている川尻笙(瑛太)が、松子の死を父(香川照之)から知らされ、松子の住んでいた古びたアパートを訪れる所から物語は始まる。

 ゴミだらけの部屋の中で見つけたキーホルダーには若い着物姿の女性の写真が・・。

 その女性の顔は”幼き頃、父と訪れたデパートでの楽しいひと時を過ごし、初めて食べたパンケーキの美味しさに感激し、屋上ステージでのお姫様ショーを楽しみ、松子が嬉しさの余りおどけ顔。(滅多に笑わなかった父が彼女の顔を見て笑い、父を笑わせようと頑張った末に、”変な時に”出てしまう松子の変顔であった。

 そこから、笙は松子の哀しくも可笑しき人生を辿る事に・・。

<中島哲也監督の最高傑作(個人的感想)だと思っている作品。脚本の秀逸さとともに、松子を演じた中谷美紀さんの代表作でもある。又、俳優陣の豪華さも忘れ難き作品。>

<2006年6月1日 劇場にて鑑賞 その後、DVDにて数度鑑賞。>

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NOBU

5.0この演出だからこその作品

2020年3月14日
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松子の人生をピクサーばりのスピード感で表現、まとめられるのはこの監督にしかできないと思った。
場面転換の仕方もかっこいい。

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映画ぜんぜん見ないくん
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