「指揮官の哲学」マスター・アンド・コマンダー カメさんの映画レビュー(感想・評価)
指揮官の哲学
個人評価:3.7
19世紀初頭の海の上の戦争。その迫力を描くと共に、艦長という指揮官の生き様が深く描かれている。船員の命を預かり、また命を懸けさせる指揮官の背中をリアルに描く。ラッセル・クロウにハマり役の主人公像だ。
子供も乗船し、大人と同じ思想で、他国と命のやり取りをする時代背景は、少なからず驚かせる。
戦争映画だけではなく、指揮官の哲学の掘り下げ。ピーター・ウィアーらしい、地に足がついた脚本と演出である。
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