劇場公開日 2004年2月28日

「映像は素晴らしいが…」マスター・アンド・コマンダー きーとろさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5映像は素晴らしいが…

2019年1月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

興奮

映像は迫力とリアリティがあって素晴らしいのですが、ストーリーはあまり印象に残らなかったです。

登場人物が多い割にあまり個性を感じません。オーブリー艦長の凄さもいまいち伝わってこなかったです。
良かったのはマチュリン船医と、今作の癒しブレイクニーくん。

気になったのは、船員の死や負傷に物語における意味や原因に深みがないところ。
特に最初の死には不快感しかなかったです。更に次の負傷の原因が雑すぎて驚きました。リアリティを求めた結果でしょうか…

オーブリーとマチュリンの意見の対立や関係性は良かったですが、少し展開がだれているようにも思いました。

ラストはおっ、と思わせる展開があって良かったです。
ただ、ガラパゴス諸島にもちゃんと行ってあげてほしいですね。

きーとろ