「本格格闘活劇」マッハ! Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
本格格闘活劇
総合:80点
ストーリー: 65
キャスト: 85
演出: 90
ビジュアル: 70
音楽: 60
出演者はかなり鍛えられた本物の格闘技経験者であることがよくわかる。そんな彼らが本当に体を張って格闘を見せる。動きは早く、格闘技術も本物、敵を倒すときにも映画を撮影するときにも、体一つだけが武器である。変にCGや技術に頼らず、生身を駆使して昔ながらの殴って蹴っての伝統的な動きを撮影をするからこそ真に迫る。そしてそれを逆手にとって「CGもなし、ワイヤーアクションもなし、すべて実写」と強調した宣伝もたいしたものだと思う。格闘技好きは言うに及ばず、息つく間もない派手な格闘場面の連続は刺激を求める人にもぴったりだろう。
物語は勧善懲悪の単純なもので特にたいしたものではないが、登場人物の設定や町並みや人々の生活や風俗などの描写は格闘と合わせて面白い。タイの生活を垣間見るような気にさせる。
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