劇場公開日 2004年4月17日

ロスト・イン・トランスレーションのレビュー・感想・評価

全72件中、21~40件目を表示

4.5雰囲気映画

2023年11月23日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

(外国人から見ると)東京ってこんな感じ、日本ってこんな感じ…
結婚って、(離れてみると)こんな感じ…

色々きりとって、うまくつなげたなぁと思いました。20年近く前の作品ですが、古さは感じませんでした、

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Mikikar

4.0Lost in translation

2023年10月18日
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単純

We need a connection, not a bar or shopping mall.

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Wave 🌊

3.0lost in translationって...

2023年10月8日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 ソフィア・コッポラ監督が主演のスカーレット・ヨハンソンに自分を投影させてTOKYO、日本にきて感じたことをそのまま綴ったドキュメンタリー的作品、といったところだと思います。彼女の気だるい外国人の視点、女性の視点でTOKYOの滑稽なポップカルチャーや男性社会、エンタメ業界のアホらしさを皮肉っています。時折出てくる誇大化された日本人像。ユーモアのつもりかも知れないけれど日本人の私には苦笑いが精いっぱい。思わず「切り取るところ間違てるやろっ」とつっこみたくなる部分もチラホラ。原題からしてこばかにしてますよね、lost in translationって...いずれにせよFFコッポラの娘だからこそ成立した映画と言って差し支えないと思います。そんな感じで、いろいろ背景想像しながら観ると結構楽しめたりします。

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おまつ

3.5言葉はいらない….?

2023年9月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

「言葉はいらない」と言う表現がありますが、人間の最も手軽かつ深いコミュニケーションをとる方法は「言葉」なのだと感じさせられた。
20年前の作品で携帯電話はあるがスマートフォンやSNSは無い。今異国に居てもスマートフォンで情報を調べ、SNSで地元の友達とも気軽にやりとりが出来る。
今ではもう感じることの出来ない「寂しさ」の形を見事に描いています。

2025/9/22 早稲田松竹にて再鑑賞

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Kei6

4.0客に料理させるしゃぶしゃぶ

2023年9月26日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

興奮

知的

男(ビル・マーレイ)はハリウッドスターで、日本の洋酒CMを撮るために来日、女(スカーレット・ヨハンソン)はカメラマンの夫の仕事に同行して来日した。
同じホテルに泊まっている二人は、なかなか寝付けず、ひょんなことから夜の東京を彷徨うことに。
日本のポップカルチャーを面白がり、敬意を払いながら日本の独特な文化を切り取っている。
コッポラ・ファミリーの作品で、脚本はアカデミー賞を獲っている。

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いやよセブン

3.5東京を舞台に旅先での淡い恋愛

2023年7月25日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

星の殆どはスカーレット・ヨハンソンのかわいさ。
あとはアメリカ人から見ると日本は
こうも異国なのかという
新鮮さ。
この2点。

それ以外はそれほど面白さもあまり感じませんでした。
言葉も通じなくて特に興味もなくやってきた日本。
それはたしかに違和感や孤独に襲われても仕方がない。
夫や仕事相手は気持ちをほぼ理解してくれてないし。

そこで似たような状況の相手に会ったら
共感そりゃあしちゃいますよね。

でもまあそれだけで。
他は海外から見れば不思議だったり
理解不能だったりエキゾチックだったりの
観光映像とも思える。

人間同士の分かり合えない感じを
東京の不可解さに重ねて表現したってとこでしょうか。

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ひよこまめぞう

5.0中年男性の空疎を微笑みと敬意で埋めてくれる

2023年4月4日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

やや落ちぶれたハリウッドスターがCM撮影のためトーキョーに滞在する。彼が宿泊するホテルで、夫の仕事について来たけど放っておかれてしまう、同じアメリカ人の若妻と出会う。

ソフィア・コッポラはいい。いいです。本作も素晴らしい出来。言語化困難な塊を実に見事に描いている。

本作を「外国人から見た東京」とかいう解釈をすると本質から相当ずれる。舞台は別にソウルでも上海でも良かった。アメリカ人が異化を感じるところであればどこでも。ソフィア・コッポラが日本に住んだことがあるということだけですよ、そんなん。

男はいつだって、心に抱える空疎感を持て余している。女のように、新居のカーペットを選ぶという実利的な選択で埋めることができないから。

仕事や家庭や伴侶に不満があるわけではない。燃え上がるような恋や気持ちのいいセックスをしたいわけでもない。ただ、ため息をつきながら、かさぶたのように、徐々に何となく埋めていく方法しか知らないだけなのだ。

異化にはもってこいの極東の旅先で、それは強意される。スカーレット・ヨハンソンが哲学科出身の若妻というのも気が利いてる。

自分が勝手に投影しているだけかもしれないが、ソフィア・コッポラは、中年男性のわびさびを表現するのが実に巧い。単に描くだけでなく、そこに微笑みと敬意の両方を込めてくれる。よく分からないけど、ありがとうございます、と言いたくなる(笑)。

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えすけん

4.0異国の地で男女の交流

2023年3月18日
iPhoneアプリから投稿

異国の地での疎外感、パートナーとのすれ違いが二人の男女を惹かれ合わす。
異国の地だからこそのクスッと笑えるシーンが多くて良かった。
日本にスカーレットヨハンソンが来ていたんだという衝撃。絵になるな〜

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いたかわ

2.0うーんな作品

2022年11月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

高評価が多いから作品を理解する力が私にはなかったのだと思いますが、私には退屈な作品でした
最初からラストまで淡々としてて盛り上がりがわからなかったです
来たいわけでもなく来てしまった日本に馴染めず、という2人がたまたま出会って、2人が惹かれ合う理由もよくわかりませんでした
ビル・マーレイの仕事相手、ゲームセンターの若者達、生け花の先生の曖昧さ、不自然さを感じさせる日本の描写はなぜかわかりました
スカーレット・ヨハンソンの可愛さ、異国の地での孤独感、良かったと思います

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小町

3.5おもしろい視点

2022年7月22日
Androidアプリから投稿

観ていてテンションがあがらない映画だったけれど、ユニークな視点がおもしろかったかな。

日本の描写は、いまいちだけれど、もともとこの二人は日本を楽しもうという動機はないまま訪れているのだから仕方がない。むしろ、せわしく多様で雑多なものが氾濫している都会では取り残された気分になるのは無理もないかと。

二人の取り合わせは面白い。
年齢も離れ、携わってきたことも異なり、特に共通点もない、おまけにそれぞれ既婚者。でも、お互いを同類だと、くんくんと嗅覚で嗅ぎ分けた。
二人が結ばれなかったことは正直物足りない。
でも、プラス志向ではない者同士が結ばれても、どうせいいことにはならない。それを二人は直感的に理解していたのだ、と思いたい。これでよかった。ふたりが距離を保ったところに、作品の底力というかプラス志向を感じる。
時には踏みとどまることって大切なのだろう。

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あまおと

3.5カラオケ大好き!

2022年5月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2022年5月4日
映画 #ロスト・イン・トランスレーション (2003年)鑑賞

タイトルが、「翻訳することにより失われるものがある」的な意味で、文化、言語、ビジネス、夫婦間の喪失とか溝とかをテーマにしてます
外国の人には日本は異質に見えるんだろうな

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とし

3.5リラックス

2022年3月15日
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幸せ

キャストが美しい。
女性の無防備な姿に癒される。
日常的な描写。
東京が舞台ということで、日本を客観的にみることができた。
もう少し、穏やかな日本人でいたいなぁと。

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Mai M

4.0はっぴいえんどと平成ポップカルチャー

2021年12月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

個人評価:4.0
ビル・マーレーとスカヨハの東京大冒険。とてもプラトニックな恋物語で上品な仕上がり。ウディ・アレンとも一味違う趣きがある。また非常に邦画的な間と笑いのシーンもあり、ソファア・コッポラが監督とは思えない演出。
東京の街と日本人を、2人に疎外感を与えるツールとしか使ってないので、そこは少し寂しいが、あのスカヨハが東京の街を活歩するのがとても嬉しく、また楽しく観る事ができる。
HIROMIXなど時代を象徴する人物も効果的に配置し、日本の2000年代ポップカルチャーを上手く交差させている。

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映画BARシネマーナ

4.0【”異国の地、東京で眠れない二人”ハリウッドスターだが、ミドルエイジクライシスに直面している男と、写真家の若き妻との交流をドキュメンタリータッチで描いた作品。醸し出す風合が、とても良い作品でもある。】

2021年12月14日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、VOD

知的

幸せ

ー ウイスキーのコマーシャル撮影のために来日したハリウッドスターのボブ(ビル・マーレイ)と、フォトグラファーの夫の仕事に伴って来日した若妻のシャーロット(スカーレット・ヨハンソン)。
  同じホテルで偶然出会い、打ち解けたふたりは、見知らぬ土地東京で時間を共有するうちに、いつしか惹かれ合っていく・・。ー

◆感想
 ・今作をBSで観たのは、何年前であっただろうか。
 センスの良い映画だな・・、と思った事を覚えている。

 ・改めて観賞すると、ハリウッド映画にありがちな、コテコテの”それは日本ではないよ!”と言う感は全くなく、”本当にハリウッドスターが東京に初めて来て、慣れない土地の中で眠れない日々を過ごす様をドキュメンタリー作品として描いたのではないか・・”と思ってしまう程、東京の中の異邦人の二人、ボブとシャーロットが異文化に触れ、イロイロと戸惑う様が極、自然に描かれている。

 ・カメラワークも印象的で、忙しい夫ジョンが仕事に行った後、独りホテルの窓の縁に座り、東京の街並みを見下ろすシャーロットの寂しげな姿を切り取ったショットや、コマーシャル撮影の際のカメラマンからの矢継ぎ早のリクエストに言葉が分からず、戸惑うボブの姿。
 そして、遠き米国に居る妻からの、一方的な電話や届け物(カーペットのサンプル・・)に、ミドルエイジクライシスを実感するボブの姿。

 ・そんな中、ボブとシャーロットはホテルのバーで出会い、お互いの孤独を癒すかの如く、言葉を交わし、夜の東京の街に出掛けて行く。
 カラオケでボブが”これ、難しいんだよな・・”と呟きながらタドタドシク歌う、”ロキシー・ミュージック””の”More than this”(やや意味深・・。)や背景で流れる、はっぴーえんどの”風をあつめて”(エンドロールでも流れる。)も印象的である。

 ・シャーロットが一人訪れる、京都の南禅寺、平安神宮のショットも作品のアクセントとして、良い。

<異国の地東京で夫々の孤独感を抱えながら、恋未満の、ハリウッド大スターと、結婚2年目の若き女性が交流する姿をドキュメンタリータッチで描いた作品。
 醸し出す風合が、とても良い作品でもある。>

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NOBU

4.0日本人がハッキリ言って欲しくないこと

2021年10月22日
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話は平坦で何のケレンもありません。主役二人はすごくいいです。
何となく見ていて気持ちがいいので私は好きですが、10人中5人は退屈するでしょう。

日本びいきのコッポラ君が力まずに自然に東京の町や生態を描いているので、こういう風に客観的に見せられると、東京の町って東南アジアみたいな猥雑さもなくて、単にコセコセしてて実に画面映えしないなあとか、結局日本人って粋がってやたら英語使いたがるけど話せる人なんて全然少ないじゃん、みたいな日本人のダサさをハッキリ突きつけられたようで妙に恥ずかしいです。

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越後屋

4.0 コッポラの前作『ヴァージン・スーサイズ』にはがっかりしたが、今回...

2021年9月13日
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鑑賞方法:映画館

 コッポラの前作『ヴァージン・スーサイズ』にはがっかりしたが、今回は自分の体験を基に自然体で描いたことに大成功。もちろん、彼女の手腕よりも俳優陣に助けられたことの方が大きいと思うが、幾分ドキュメンタリー風の撮影と音楽(特にはっぴいえんど)のチョイスも光っている。

 アメリカと日本における言葉の壁、文化の違いによる疎外感以外に、二組の夫婦間の疎外感をも表現している。同じ境遇であるからこそ出来た「孤独の共有」を綺麗に描いていたと思う。

 LとRの発音は身につまされる思いで、今後気をつけたいものだ(ripとlipという脚本はわけわからんが・・・)。しゃぶしゃぶのくだりでは文化の違いを感じさせられました(笑)

【2004年6月映画館にて】

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kossy

3.5日本が舞台なのがノイズ

2021年5月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

幸せ

日本でのCM出演のために来日しているハリウッドスターのおじさんと夫の仕事で日本についてきた若い奥さんが日本での間だけ2人で過ごす話。
.
日本人が見るのにはこの作品、日本が舞台になっているのがすごくノイズ。アメリカ人から見た日本なんてダサいから、オシャレな雰囲気のソフィア・コッポラの作品は日本とは相性が合わないんだな。
.
でも建前上のおもてなしをする日本人がどこか変で馬鹿っぽいのに比べて、仔細の人達はユーモアがあって人間味が溢れているのが面白い。
.

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せつこん

3.5バーガンディ

2020年8月9日
iPhoneアプリから投稿

スカーレットの抜群のスタイルに目がどうしていってしまうが、同時にその持て余している感じがよく伝わってくる。街でヘッドホンをする彼女。この街にいる理由が分からない、でもそこで浴びる情報量。実に海外旅行感。ビルマーレイとの心の通じ方は純愛っぽく、控えめであるが、若い女性監督の妄想か?男はそうはいかぬもの。
海外から見た日本アルアル的なジョークが散りばめられる。好きなのはしゃぶしゃぶのくだり。確かに違いが分からない。倦怠期ジョークも秀逸。

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Kj

3.0日本人はどう評価するか。

2020年7月15日
iPhoneアプリから投稿

日本で生まれ育った人と外国人とでは、
全く感想が変わってくると思う。

ソフィアコッポラが表現したかった"孤独感"。
私たちには分からない。
というより、それが常。
トウキョーは孤独と共にある。

それになれている我々は
あの映画で改めて孤独に気づくことは出来ないのかもしれない。

そして旅の道中にあんな出会いがあるなんて
羨ましい限りです。

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JYARI

4.0ミドルエイジクライシスを笑わず、それに寄り添う映画

2020年7月14日
PCから投稿

ビル・マーレイ演じる主人公が
ミドルエイジクライシス(中年の鬱)を迎え、
なにもかもめんどくさくなっているところに

スカーレット・ヨハンソン演じる
夫に同行して東京にやってきて、ホテルの部屋で過ごす若い妻と出会い

親子でもない、愛人でもない、
それでいて、なぜか互いにシンパシーを感じたのか
年の離れた友人として

ゼロ年代初頭の東京を過ごしていく映画です。

映画のストーリーに大きな浮き沈みはありません。

『異国の人らから見た、日本の風景』に二人が溶け込み
少しずつ、ミドルエイジクライシスで『満たされない何か』を
取り戻していくお話です。

外国の方から見える、ちょっと変わった国 『日本』を見てみてはいかがでしょうか。

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