「オリエンタリズムな眼差しに晒されたトーキョー」ロスト・イン・トランスレーション abokado0329さんの映画レビュー(感想・評価)
オリエンタリズムな眼差しに晒されたトーキョー
ソフィア・コッポラ監督作品で、第76回アカデミー賞脚本賞受賞作品。
今観ると、ひと昔前のトーキョーをオリエンタリズムな表象で描いた作品だなと。
ビル・マーレイ演じるボブ・ハリスやスカーレット・ヨハンソン演じるシャーロットがトーキョーに馴染めない様は人間関係の分かり合えなさを表現しているんだなと、観終わったあとに思った。確かに言語や文化の違いでより象徴的に表せる。
ボブとスカーレットは結局、恋愛関係になってしまうんかいと思ってしまった。
あとエンドロールで「風をあつめて」が流れてなんかいいなと思った。
カラオケでSex Pistolsの「God Save The Queen」歌うのもよかった。
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