「失われた訳 そう言えば、この映画の日本人の女性通訳は役立たず♥」ロスト・イン・トランスレーション マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
失われた訳 そう言えば、この映画の日本人の女性通訳は役立たず♥
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日本がまだ世界から相手にされていた頃のお話である。
また、
日本に限ったことではないが、TVが許容を超えた時代だと思う。つまり、コンテンツの数が人間の数と時間の数値よりも上回ったと言う事だ。一人の人間に対していくつものチャンネルが存在した時代。つまり、コンテンツと言う物欲に市場主義は人類を追い込んでいたと言える。演出家には言いたい。アメリカだって同じだろって。
だがしかし、日本はそう言った事を何一つ疑問に思う事なく現在に至っている。
そして、例の震災で世界のお立ち台から降りる以外道は無くなってしまった。つまり、世界経済に於ける日本のキャピタリズムの役割が、日本人には、間違って伝わってしまっていると言う事だと思う。そして、悲劇は世界よりも早く訪れたと言う事だ。
さて、エネルギー産業も含めた現在の産業界も、一部の経営者を除いて、未だに旧態依然の産業を残そうとしている。そして、それを容易にする為の短絡的な手法だけにこだわっている。
本来は、産業そのものの形を変えねば日本の産業は再生しない。アメリカ欧州中国そして韓国の後追いしていても今更遅い。だからこそ、日本に取っては良い機会なのである。いずれ、世界のキャピタリズムは現在の日本の様な事態に陥る。日本は運良くそれを先進している。言い換えれば、キャピタリズムの先進国なのだ。
アメリカの俳優はTV番組すら出たがらない。言うに及ばず、アジア系の映画やテレビ番組なんてもってのほかで、コマーシャルに至っては芸を削るようなもの。らしい。
最後の細魔◯晴臣さんの歌を聞くと太田◯彦さんの日本◯酒屋紀行(?)を思い出す。あの頃はまだ良かったよ。そろそろ陰りは見えていたが。
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