「日本人がハッキリ言って欲しくないこと」ロスト・イン・トランスレーション 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)
日本人がハッキリ言って欲しくないこと
話は平坦で何のケレンもありません。主役二人はすごくいいです。
何となく見ていて気持ちがいいので私は好きですが、10人中5人は退屈するでしょう。
日本びいきのコッポラ君が力まずに自然に東京の町や生態を描いているので、こういう風に客観的に見せられると、東京の町って東南アジアみたいな猥雑さもなくて、単にコセコセしてて実に画面映えしないなあとか、結局日本人って粋がってやたら英語使いたがるけど話せる人なんて全然少ないじゃん、みたいな日本人のダサさをハッキリ突きつけられたようで妙に恥ずかしいです。
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