「ううう~ん、どんなものでしょうか。」ローレライ talkieさんの映画レビュー(感想・評価)
ううう~ん、どんなものでしょうか。
いわゆる「人間兵器」の是非を描きたかったのかも知れませんけれども。
そのことは絹見少佐に対する浅倉大佐の「人間兵器に反対する君も、やがては人間兵器に頼らざるを得なくなる」といった趣旨のセリフからも窺うことができます。
しかも、絹見少佐が向き合うこととなった人間兵器は、彼の特攻兵器として名高い回天のように、軍人が搭乗するものてはなく、軍歴もない少女が、その超能力に基づいて操るものであったとすれば―。
そして、映画のシナリオとしては、同じく「人間兵器」であっても、その点の意外性(?)を強調したかったのかも知れませんけれども。
しかし、そうであったとしてもと、「潜水艦に少女」では、現実味を欠きすぎて、なかなかアタマが付いていくのが大変でした。評論子は。
残念ながら、高い評価の一本ではありませんでした。
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