「途中まで、実は折笠(妻夫木)の兄がドイツにてパウラ(香椎由宇)の姉と恋人同士だった!と妄想していたのに・・・よく考えたら、それはヤマトだ・・・」ローレライ kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
途中まで、実は折笠(妻夫木)の兄がドイツにてパウラ(香椎由宇)の姉と恋人同士だった!と妄想していたのに・・・よく考えたら、それはヤマトだ・・・
2005年3月10日、東京大空襲の日に観に行きました。
日本映画での潜水艦ものは50年くらい作られていなかったらしい。そう考えれば、まずまずの出来だったのだろうけど、前日に何を勘違いしたのか『K-19』を観てしまったし、ちょっと前に『U・ボート』も観てしまったのです。欧米の潜水艦ものと比較すること自体間違っているのかもしれないけど、閉塞感、リアリティが圧倒的に足りない!臭いが無いんですよね。しかもカメラワークがどことなく不自然で、臨場感が感じられませんでした。
アニメ・クリエーターの方が大勢協力していることが示しているように、アニメを実写化した戦争ファンタジーといった雰囲気でしたが、ローレライ・システムにも違和感なく観ることが出来たし、「東京の家族や友人たちを見殺しにはできない」という台詞に感動もいたしました。だけど物語が進むにつれ、睡魔に襲われて・・・感動も半減。急浮上するローレライのCGが『リーグ・オブ・レジェンド』に似てるなぁ・・・などと考えながら。
反戦映画かどうかを考えてみたけど、そういうことを論ずる映画ではなかったようですね。ただ、愛国心という言葉の定義とか、特攻隊に対する嫌悪感が感じられて、生への執着や未来のために大人が何をすべきかという重要テーマに救われた思いです。艦長の最期の台詞はくさかったですけどね・・・
【2005年3月映画館にて】
突然 ここにコメントしてしまうんですが私はこの原作の大ファンなんです。
こんなにアホっぽい映画にされるとは思ってなかったんですが。(映画館で見ました)。この原作の福井晴敏って人の本は一時期読み漁りましたが作風が多岐に渡ってて一概に言えない所もあったりですけれど、これは分厚い重厚な上下巻で読み終えた時の満足感はもう誰かと語り合いたくてしょうがない、けど周りにいない!という経験から読書サイトに傾倒して行きました。すみません、何が言いたいんだか、、、お返事不要です。