「主人公のダンスの表現力に脱帽」リトル・ダンサー モっさんさんの映画レビュー(感想・評価)
主人公のダンスの表現力に脱帽
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ビリー役のジェイミー・ベルのダンスがとにかく素晴らしかった。さすが超厳しいオーディションを合格しただけのことはある。
自分は今までダンスを見てもあまり心が動いたことがないような人間ですがそんな自分でも、本作品の各シーンのダンスからビリーの感情を明確に映し出す「表現力」がとても力強く感じ取ることができた。
・オーディションを受けられなかった日に兄と先生に挟まれて口論をされて自分ではどうすることもできない無力感や苛立ちからくるモヤモヤした気持ち。
・父にバレエをすることを認めてもらいたいがために本気の気持ちをぶつける気迫。
・そしてバレエ学校のオーディションのダンス披露時に、(後のシーンでビリーが語っていた踊っている時の気持ちのように)最初は動きが硬いが踊っているうちに徐々に緊張などの雑念が消えていくシーンなど、ダンスで全てを表現していたのがとても素晴らしかった。
本作はダンス以外のシーンも印象に残る場面が多く、
特に父がビリーのために考えを改めてからの家族の変化や、(他の方のコメントを見て気づいたのですが)ビリー本人や他の人ができないと言ってもウィルキンソン先生はビリーに対して一度も「できない」とは言わなかったのが良かった。
舞台版?はビリー役のキャストが自分の好きなトム・ホランドが演じているらしいので機会があれば是非鑑賞したいと思った。
P.S. ジェイミー・ベルのダンスに感化されて勢いで人生で初めて映画レビューを書き上げてしまいました。
拙い文章ですがこのコメントを見て共感やこの作品を見てみたいと思っていただければ幸いです。
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